日記73

2004年10月1日〜15日

  2004/10/1(162805hit) ラウンドできる幸せ

9/30・きさいちCC・梅松・Aグリーン・Par72 曇りのち晴
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out 1 2 3 4 5 6 7 8 9 in total
par 4 4 3 5 4 4 3 4 5 36 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 72
score 4 4 3 6 4 6 5 4 6 42 5 3 4 6 3 3 4 6 6 40 82
topics       *1   *2 *3   *4         *5 *6     *7 *8   
putt 2 1 1 3 2 2 1 2 2 16 2 2 2 3 1 1 1 2 2 16 32

*1・・・残り60ヤードから2段グリーンの下に付け3パットホホ。
トホホ度2

*2・・・本文参照。トホホ度3

*3・・・ティーショットで、10cmダフり、ボールは谷底へ。トホホ度5

*4・・・ティーショット大スライス。セカンドはフェアウェイへ出すだけ。3打目、4アイアンで狙うもダフって50ヤード残る。アプローチは左へ引っかける。こういうのを、ドタバタトホホという。
トホホ度4

*5・・・8mから3パット。80cmを打ち切れず。トホホ度3

*6・・・2打目、残り100ヤードからハーフトップした球がピン横30cmに付く。トホホ度1

*7・・・ティーショットを大きく右へ曲げ、バンカーへ。バンカーから100ヤード。3打目で残り50ヤード地点まで。4打目、8mショートで2段グリーンの下へ。ロングホールドタバタ症候群。
トホホ度2

*5・・・アプローチを2連続ミス。素晴らしい終わり方と言えよう。トホホ度4


ウホホ23点(0点 + パー2点x9個 + 寄せワン1点x5個) VS トホホ24 でウホホの惜敗

項目 今回 推移 2004年平均
アベレージスコア
Scoring average
1バーディー
5ボギー
3ダボ
82
(+10)
84.7
平均パット数
Putting average
1.778
(32)
1.900
(34.19)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
5.6 4.7
(0.8/18)
パーセーブ率(%)
Par saving average
55.6
(10/18)
46.4
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
83.3
(15/18)
82.8
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
44.4
(8/18)
39.5
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
83.3
(15/18)
84.3
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
57.1
(8/14)
69.7
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
226.4 225.4
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
44.4
(4/9)
35.0
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
57.7 74.0
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
83.3 70.1
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
50.0 61.6
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
70.0 66.9

 結局ドライバーは来なかった。従って、この日は古女房(C4)との最後のラウンド。

 直前の予報では、台風21号により午前中は雨と言うことだったが、幸い上陸後にスピードを早め、この日の朝には遠くへ去ってしまった。曇り空で風は強いが、雨よりははるかにましである。

 さて、実に2週間ぶりのショットである。ドライバーを買う時にした試打を除き、練習にも出かけていない。これだけ長い間クラブを持たなかったのは本当に久しぶりだ。第一打、空振りとチョロだけはしないでくれ!!と思いつつ振る。左へ引っかけるが、ラフに止まってくれた。胸をなで下ろす。

 スウィングはやはり手打ちになる。インパクトで右足の蹴りを遠慮し、フォローでも足首から下を回転させることができない。従って体が回っていかない。遠慮しながら振ると外から入って左へ真っ直ぐ引っかける。ベタ足のまま叩きにいくと大スライスが出る。この日は満足いくドライバーショットは1球だけだった。


我ながら器用だと思うこのベタ足フィニッシュ


 しかし、ドライバーでのOBは何故か出なかった。その代わり、7Wで左へ引っかけて1回、アイアンでスーパーダフって谷底へ打ったのが1回である。

 その7番ウッドでのOBは梅ホール6番、短いパー4で起こった。極端な打ち上げで、210ヤード以上打つとグラスバンカーがあり、右へこすると深いバンカーが待っているロケーション。いつもは7Wでグラスバンカーの手前へ持っていくのだが、この日は強いアゲンストが吹いている。

 吹け上がると風で吹き戻されるし、サイドスピンが多いととんでもなく左右へ流される可能性が高い。しかし、今の体調で4アイアンをうまく打てるイメージは沸かない。5アイアンだと140ヤードほどしか飛ばないかもしれない。

 悩んだ末、やはり7Wを持ち、しっかり振り抜こうと考えた。そして結果はプルフックで広いフェアウェイのはるか先へ。OB。トホホ。ここは飛ばなくても良いから5アイアンを持つべきだった。後の祭りである。

 こういう時、ロングアイアンをしっかり打つ技術があれば悩まなくても済むのである。または、低い球を打つ技術か。しかし、4アイアンより長いアイアンは難しい。さりとて、球の高低を打ち分けるのは10年早い(というか練習してない)。アイアン型の吹け上がらないユーティリティクラブが欲しいところである。

 最終ホールもドタバタしてダボを叩いたが、思うようにスウィングできない足を抱えての復帰戦にしては出来すぎだろう。寄せとパットが良かったし。というのも、前日に結構まとまった雨が降り、この日も予報では雨だったから、ピンの位置がことごとくグリーン奥の一番高い場所に切ってあったのだ。だから寄せもパットも難しくなかったというのが真相なのである。

 でも、ラウンドできてホントに良かった。

本日の体重・・・68.7kg(努力なしで減量なし)


  2004/10/2(163435hit) 俺のカッコいいニュードライバー


 そいつは金曜日の昼下がり、我が家にやってきた。

 そいつの名前は栖罹駆尊・四零四(何となく暴走族風に)。生まれは日本・ダンロップ。育ちは日本ツアー。この武器を持つ同士は、中島常幸、星野英正・宮瀬博文・細川和彦・加瀬秀樹など。

 スペックはSシャフト、9.5度である。10.5度とどちらにするか悩んだのだが、10.5度はフックフェースの度合いが強く、私のスウィングだと左へ引っかける可能性が高くなるよ、と店員さんが言ってくれたので9.5度にした。


 美しい。かつて、これほど美しいクラブがあっただろうかいやない(多分)。っていうか、実は私は新品でドライバーを買ったことが今まで一度だけしかないのである。C4も、その前のホークアイプロシリーズも中古品である。それより前、1999年に初代ERCを70000円ぐらいで購入した事はあるが、それ以来である(ちなみにそのERCは1年半使用した後、55000円で売れた。大儲けである)。



 クラウンに何というか中心を表すマークが入っていない。今まで使ってきたクラブは全て入っていたから多少の違和感があるが、すぐに慣れるだろう。ほんの少し(+2度)フックフェースであるが、これくらい左を向いていた方が私には安心感がある。



 フェースは相当ディープである。したがって、405ccのヘッドにも関らず上から見たらそれほど大きな感じはしないのだ。これだけフェースが大きいと安心できる。スコアラインはセンターには入っていない。雨の日はドロップするかもしれない。



 シャフトは良いという評判と全然ダメだという評判に真っ二つに割れているようだ。私のレベルではシャフトについては硬いか柔らかいか、先調子か手元調子かくらいしか判らないので十分である。



 グリップはロイヤルグリップ・クロスライン・フルラバーグリップ(スリクソンロゴ入り)。コードなしの方が好みなので、これもそのままでOK。クラブも車も生き方も、基本的にノーマルを好む私である。ただし生き方については好むにも関らずそうなっていないところが悲しいところである。



 そしてカッターで切り裂いた(裂いてないって)ヘッドカバー。うーん、カッコイイ。渋い。中島常幸プロも同じヘッドカバーを使っているのだなどとどうでも良いことで感動したりする私はバカであろう。



 さて、来週はいよいよこのすさまじくカッコイイ俺のニュー・ウエポン、日本が誇るタイヤメーカーでもありクラブメーカーであるダンロップの世界戦略ブランド・スリクソンの、手に取るだけで狂い死ぬ寸前まで興奮するほどのすさまじい破壊力を持つ、追い風60m/sの中では300ヤードドライブも夢ではないこのW−404で、スタートホールから思い切り・・・・・・・チョロしなかったらいいな。

 (それなら練習に行けよ!という声も聞こえてくるが、ラウンドは行くけど練習は自粛しているのである。でも、我慢できずに行っちゃうんだろうなあ)

本日の体重・・・68.9kg(増えもせず減りもせず)


  2004/10/3(163765hit) サンドウェッジ


 すっかり秋の気配も深まってきた今日この頃ですが、実は昨日までクーラーをつけていたのに今日は長袖が欲しくなる今日この頃で、まだ衣替えをしていないのでちょっと寒い今日この頃です。

 という訳で毎日リハビリにいそしむ編者である。足首をねじる形で動かすとまだ相当痛いのだが、前後への単純な屈曲は殆ど問題がないので、必死に曲げ伸ばしをしているところである。

 それにしても2週間動かさなかっただけで関節というのはこんなにも動かなくなってしまうものなのか!と人体の不思議を目の当たりにした私は、驚くやら腹が立つやら何を言うやらミカンやら(原田伸朗)。

 さて今日の話題はリハビリについてではない。他人の闘病記など読まされる方は面白くも何ともない。実は、ドライバーを買って以来、私の物欲中枢が熱暴走しているのだ。

 それまでは全然そんな気にならなかったし、今のセットに完全に満足していたはずなのであるが、1本新しいクラブを買った事で「買い換えて夢のようなごるふライフが!今までの苦労は何だったの?こんな事ならもっと早く買い換えたら良かったわ!」という欲望が膨れあがり、あたかもダムが決壊したかの如く私の理性を洗い流してしまったのである。

 そう、私が欲しいのは、バンカーショット専用のウェッジである。巷でいうサンドウェッジというヤツである(当たり前だ)。以前、キャロウェイのX−12を持っていた時は4アイアンから9アイアン、そしてPW、AW、SWとセットになっていたので悩む必要は全くなかった。

 バンカーからもグリーンエッジからも、80ヤード以内のショットも、全てセットのSWで事足りていた。っていうか、「わざわざウェッジを別に買うなんてエエカッコシイじゃんスかしてるじゃんセットで十分じゃん」と思っていたのだ。その程度の腕だったし。

 しかし、PWまでしかないアイアンセットに買い替え、ウェッジを単品で買う必要に迫られた私は、Vokeyの56度(256−10)を手に入れて練習しているうちに「やっぱりこれは打ちやすいでごわす。さすがでごわす。セットのウェッジとは一味違うでごわす」と気がついてしまったのである。

 そうなると今度は「バンカーからもっと簡単に脱出できる、バウンスの効いたウェッジが欲しいねん。Vokeyでバンカーショットしたら溝もすり減ってまうし、そらぁもう一本買わなあかんやろ」と考えるのは時間の問題であった。

 そして私は、バウンスの効いたウェッジを物色し始めたのであった。バンカー専用だから安くて良い。短く持つからシャフトやバランスは適当でよい。予算は10000円以内。そして私の目にとまったのは・・・・クリーブランドの588であった。Yahoo!オークションで7800円。これは買いだ!(大阪人は買い物する時、値段で決める)

 と言うわけで買ってしまいまちた。588・ツアーアクション・ロフト56度・バウンス14度・クロームメッキ

 上がVokeyの256−10、下が今回買ったクリーブランド588である。クリーブランドの方がほんの少しヘッドが大きい。また、上の写真では判りにくいが、リーディングエッジが丸みを帯びている。グースも小さい。つまり、バンカーでフェースを開いて構えた時に安心感があるのだ。


左がVokey、右がクリーブランド

 こんないい加減な写真でもはっきり判るぐらい、バウンスが違う(上の赤い線はわざと誇張して引いてるのでは・・・なんて突っ込みはナシの方向で)。この4度の差が、1打2打の差となり精神安定の差となり血となり肉となり向こう三軒両となり、塵も積もれば山となるのである。

 よーし、これでバンカーもへっちゃらだーい!(でもまだ一度も打ってません)

本日の体重・・・68.5kg(足のためにも痩せましょう)


  2004/10/4(164170hit) 打ってきました

 やっぱり我慢できずドライバーを打ってきた。

 まずは飛距離C4に比べて10〜15ヤード増。しかし、とんでもなく飛ぶという感じではない。飛距離よりも安定感が売りのクラブなのだろう。ボールとの相性が結構ありそうな気がする。

 弾道はやや低め。いや、かなり低い。右へプッシュしたりスライスしたりすると中〜高弾道になるが、真っ直ぐ飛んだ時は低弾道の力強い球が出る。アゲンストでも叩いていけそうである。ただ、クラブが極端に外から入ると、ごく低いプルフックとなる(当たり前か)。

 つまり、球は目標より左へ行くと低く、右へ行くほど高くなる。フェースの向きに球の高さと弾道が素直に反映されるクラブなのだろう。

 さて、球筋ストレート〜ややフェードが2割、プッシュ〜プッシュスライスが5割、ドローが1割、プルが2割といったところ。こう書くととんでもなくばらけている感じがするが、左右にばらけても7割はフェアウェイに残ってくれそうな曲がりである。あとの2割がラフ。1割が右へのOB。

 ポスチャーが悪いのか、球の位置が悪いのか、スウィングが悪いのか(←正解)、ややつかまりが悪い気がする。右へ右へと球が逃げていく感じである。このクラブのナチュラルな球筋は軽いフェードかも知れない。ドローを打つには、もっとつかまえに行くスウィングが必要だろう(それは当たり前の事であってクラブのせいではないという気もする)。

 最後に打感であるが、想像以上に高く大きな音が出るせいか、打感も硬く球離れが良すぎる気がする。最近の高反発クラブはこんなモノなのか。いままでのC4の感触は、一度ボールがフェースにめり込み、そこから放たれるイメージであったのに対し、当たった瞬間ぶっ飛んでいくという感じである。多少の慣れが必要だろう。

 ただしこれらは練習場で打った感想だから、またコースへ出ると違ってくると思われる。練習場のゴムティは、一番長い物でも私のドライバーショットにはほんの少し低いのだ。適切な高さのティで打てば、もう少し高い球やドローボールが出やすくなるかもしれない。

 あと3日。早く来い来い木曜日。

本日の体重・・・68.9kg(薄焼きせんべい食っちまった)


  2004/10/5(164871hit) 週間ゴルフダイジェストの記事より(その2)


 「クラブを替えたら・・・・ボールも替えよう」とまるでボールメーカーのコピーのようなフレーズをふと思いついて書いてみた編者である。

 そう、最近の高反発系のクラブはボールを選ぶ。スウィングスピードやその人が求めるものでボールをチョイスするのはもはやオタクごるふぁーでは常識となりつつあるのだ(本当か?)

 思えば、キャディバッグに知らぬ間に入っていた、いつ買ったのかわからないような傷だらけのボールでプレーしていた初心者の頃。ちょっと熱心にプレーするようになり、1個100円や200円ぐらいのロストボールを大事に扱っていた数年前。OBが減り、やっとニューボールを堂々と買えるようになったのが3年ほど前。そして今、少々高くても自分に合うボールを使えると自負できるようになった。1個600円や700円するようなボールは使えないし使わないが。

 という訳で、私の今のお気に入りはタイトリスト・proV1(460円)、スリクソン・HR−X(450円)、キャロウェイ・HX−blue(370円)、そしてHX−tour(420円)である(ちなみに、○は「デザインがカワイイ」という理由でHX−redを使用している)。

 そう、どちらかというと私はスピン系のボールが好きなのだ。初めてV1を使用した時、グリーンの上で60ヤードのアプローチがその場にピタッと止まったのを見て、スピン系のボールの威力を実感したからである。例え10ヤード余分に飛んでも、アプローチでグリーンオーバーしていたのではスコアに結びつかないではないか。

 さて、最近どんどん新しいボールが発売されているが、世間ではどういう評価なのだろう。また、自分にもっと合うボールがあるのだろうか。ドライバーを替えてから気になっていたのだが、そんな私にタイムリーな企画が先日買った週間ゴルフダイジェストの10月5日号に載っていた。


 人気新作ボール 徹底飛距離テスト

 チョイスされたのは、スピン系9種類とディスタンス系5種類。以下のような顔ぶれである。

 スピン系
 ブリジストン ツアーステージ X−01
 ブリジストン ツアーステージ X−01S
 ナイキ ONE ブラック
 ナイキ ONE ゴールド
 タイトリスト proV1
 タイトリスト proV1X
 キャロウェイ HXツアー
 スリクソン HR−X333
 キャスコ デュアルモードツアー


 ディスタンス系
 ブリジストン スーパーニューイング
 スリクソン AD333
 キャロウェイ ERC
 ダンロップ エブリオ
 ナイキ ONE エアー 美弾


 で、まずは売れ筋ボールランキングは、以下の通り。


 1,ツアーステージX−01・X−01S
 2,スーパーニューイング
 3,ニューエブリオ
 4,タイトリスト プロV1
 5,V1X



 マルちゃんや伊沢、藍ちゃんが広告塔となっているインパクトが強かったのか、X−01がヒット商品となっている。値段はやや高め。定価で630円/個、実勢価格で500円前後。

 スーパーニューイングとニューエブリオは、「飛び」命のボールである。しかし、それぞれ定価が788.5円(実勢630円)と735円(実勢600円)という超高価格ボール。打つたびにアフリカやベニスまで飛んでいくようでは使えない(^^;

 そしてプロ御用達のタイトリスト・V1シリーズ。根強い人気を誇る。価格は500円前後なので、勝負球としてとっておきの時にしか使わない。

 さてここからが本題である。この記事では、ヘッドスピード40m/s前後の女子研修生、同44m/sのシングルプレイヤー、48m/sの男子プロの3人が最初に紹介した9つのボールを打ち比べ、
飛距離ベスト5を調べている。ちなみに、男性2人は非高反発系のドライバー、女性は高反発系のコンポジットドライバーを使用している。

テスター 飛距離(m)ベスト5と筆者のボール
女性研修生
ヘッドスピード40m/s
 1,V1X 226.3
 2,ERC 226.0
 3,HR−X333 225.0
 4,X−01 221.7
 5,X−01S 221.3 
  HXツアー 218.3
  V1 221.0
男性アマチュア
(HDCP5)
ヘッドスピード44m/s
 1,V1 257.0
 2,ERC 254.9
 3,ナイキone エアー 美弾 251.1
 4,ナイキone ブラック 250.6
 5,スリクソンAD333 249.4
  HXツアー 244.5
  V1X 243.6
男性プロ
ヘッドスピード48m/s
 1,ナイキONE gold(スピン系) 271.1
 2,ERC 270.0
 3,V1X 269.6
 4,X−01 269.3
 5,キャスコ デュアルモードツアー 268.9
  HXツアー 260.1
  V1 269.0

 まず目に付くのは、スピン系ボール(赤字)の健闘だろうか。値段の高いディスタンス系が必ずしも上位に来ていないのは皮肉である。

 それに、HXツアーが意外と飛ばないボールであると言う事。どのクラスでもベスト5に入っていない。ヘッドスピード40m/sの研修生で最も良く飛ぶV1Xと5.3ヤード、男性アマで12.5ヤード、男性プロでも11ヤードも差がある。結構気に入っているのになあ。

 面白いのはタイトリストである。ヘッドスピードの高いプロでV1、V1Xとも良い成績なのは理解できるが、逆にHSが遅い研修生でもV1Xがトップ。じゃあ、オールマイティなのかというと、中間のヘッドスピードだとV1Xは最下位に近く、逆にV1がトップ。V1とV1Xとの差は実に13.4ヤードにもなるのだ。

 つまりまとめると、V1Xはヘッドスピードが低めかプロ並みだと良く飛ぶが、一般男性ゴルファー並みだと全然飛ばない。V1はヘッドスピードが中ぐらいかプロ並みだと飛ぶ、という事になる。V1の結果はともかく、V1Xは不思議なボールである。

 さて、成績が平均して良いのはERC。全てのヘッドスピードで2位に入った。CMの、「こんなに飛ぶなら、先に言ってくれ!」も嘘ではないかもしれない。

 ナイキのボールも健闘しているが、やはりタイガー御用達ということである程度ヘッドスピードの高いプレイヤー向けという結果が出ている。

 さて、こういう結果を見ての、私の感想。

 5ヤードや10ヤード飛んでも、ゴルフは上がってナンボ。高いボールが必ずしも良いとは限らないし、ディスタンス系が必ずしも飛ぶとも限らない。だったら、○のようにデザインで選べばいいじゃん。

 という訳で、この日書いた日記を全て無にするような結論が出てしまった。雑誌を見てそれを紹介するという手法を取っても、こういうところが高野さんの日記と大きく違うところなのである・・・と書くと開き直りですか?

本日の体重・・・69.4kg(昨日はタガが外れた)


  2004/10/6(165602hit) また打ってきました

 昨日、また打ってきた。

 実は前回の練習ではシャンクが頻発し、特にウェッジのコントロールショットでは全体の3割ぐらいがシャンクするという異常事態になったのだ。えらいこっちゃ。

 しかし、捨てる神あれば拾う神あり。たまたま掲示板に高野さんが書き込みされたウェッジ専科を読んでいると、何と最後の方に「ウェッジでシャンクが出始めた時の特効薬」が載っているではないか!!これは神の思し召しか、それとも私の日頃の行いがよすぎるのか、はたまた単なる偶然か。

 それを頭に叩き込み、練習場で振ってみると・・・・・出ない!シャンクが出ない。あれだけ頻発していたシャンクが、100球中1〜2球しか出ないのだ。

 私の場合、特に体重移動により軸がぶれる事が大きな原因になっていたようである。左足体重を徹底させ、バックスウィングで頭が右へ動かないよう、しかし大きく肩からクラブを振り上げ、重力で加速をつけてインパクトを迎えるとなかなか良い球が出る。よしよし。しめしめ。

 さらにヘッドの重みを感じるよう極力ノーコックでバックスウィングする事を意識し、さらに左脇を締めるとインパクトで「ビシッ」と加速する事も解った。

 あとはこれをコースで再現するだけである。忘れっぽい私は「体重移動X、ノーコック、左脇」と印刷したシールを作成し、ウェッジに張る事にした(昔のSWにもシールを貼っっていたが、クラブを替えてそのままになっていたのだ)。


日本一の暇男

 さて、アイアンとドライバーだが、やはり悪い癖が再発してきているようだ。クラブが全部外から入ってきている。アウトサイドインのスウィングで、球は右へ力なく飛んでいく。原因はわかっているのだ。ダウンスウィングで上半身が突っ込んでいるのだ。頭が飛球線方向へスエイしてしまうのだ。でも、治らないのだ。

 あれこれ悩むうち、また天から高野さんの声が聞こえてきた。

 「ドローを打ちたい時は、ドローの目線で構えなさい」

 そう、アドレスの時にほんの少し頭を右へ傾けるのだ。前傾している頭を右へ傾けると、左右の目を結んだ線は飛球線の右サイドに向かう。つまりインサイドアウトのプレーンに沿った状態になるのだ。同時に肩の開きも防止できる。さらにダウンスウィングで頭が左へ突っ込む事も防止できる。

 私の場合、このアドレスから極力コックを使わない意識で大きく肩を回し、やや小さめのトップを作り、頭の位置はそのままで目線に沿ってクラブを下ろし、インパクトで左ひざが伸びないよう低いフォロースルーを取ってやると最も良い球が出る。

 ポイントは、「目線・インサイド・頭不動」である。再びシールを作った。


いや、世界一かもしれない


 でも、やっぱり練習はするものだ。そして、やっぱり高野さんのウェブは役に立つ。高野さん、ホントにいつもいつもお世話になります。<m(__)m>

本日の体重・・・69.8kg(ヤバイ。本当にヤバイ)

  2004/10/8(166598hit) ほとんど私信に近いかもしれない

10/8・きさいちCC・松竹・Aグリーン・Par72 曇りのち晴
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out 1 2 3 4 5 6 7 8 9 in total
par 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 72
score 4 4 8 5 5 3 5 5 4 43 6 3 8 6 5 4 5 4 3 44 87
+4 +4
topics     *1                   *2         *3 *4   
putt 1 2 1 2 2 1 2 2 2 15 3 1 3 2 3 2 2 1 1 18 33

*1・・・明日の日記参照。
トホホ度5

*2・・・明日の日記参照。トホホ度5

*3・・・ティーショットを左へ引っかけるも、何とかラフで止まる。セカンドの7Wが大当たり。ピンまで40ヤードの位置へ。3打目、当たりが悪くミスショットにもかかわらず2mに付き、この日初めてのバーディー。
ウホホ度3

*4・・・ティーショットを左へ引っかけるも、何とかラフで止まる。ピンまで55ヤードの位置へ。2打目、当たりが悪くミスショットにもかかわらず6mに付き、こいつが偶然入ってあら嬉しやバーディー。ウホホ度3


ウホホ23点(6点 + パー2点x6個 + 寄せワン1点x5個) VS トホホ10点 で何故かウホホの勝ち

項目 今回 推移 2004年平均
アベレージスコア
Scoring average
2バーディー
7ボギー
1ダボ
2トホホ
87
(+15)
84.8
平均パット数
Putting average
1.833
(33)
1.898
(34.17)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
11.1 4.9
(0.9/18)
パーセーブ率(%)
Par saving average
44.4
(8/18)
46.4
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
83.3
(15/18)
82.8
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
33.3
(6/18)
39.4
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
88.9
(16/18)
84.4
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
50.0
(7/14)
69.3
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
235.7 225.6
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
45.5
(5/11)
35.3
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
57.1 73.6
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
81.3 70.6
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
61.5 61.6
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
85.7 67.3

 さて今日は、気絶して気がつけば10年経っていて病院で目覚めて今浦島になるぐらいカッコイイ私のニュードライバー、W−404のデビューなのであるが、その事は明日書く。

 と言うのも、この日は仕事上の大先輩である○上さんとその奥様とのラウンドなのである。○上さんは大先輩というだけではなく、われわれの業界では日本中でその名を知らない者はいない、というほどのすごい方なのである。野球で言えば長嶋茂雄、サッカーで言えばキング・カズみたいな人なのだ。雲の上のような人なのである。畏れおおいのである。頭が高いのである。

 そんな水戸黄門の印籠のような方となぜ私がご一緒できるかというと、先日の瀬田ゴルフコースでのコンペでご一緒させて頂き、その時、我々がいつも夫婦でラウンドしているという事を話すと、今度是非今度我々夫婦と一緒に、と声をかけて下さったからなのである。

 昨日は緊張のせいかいつもより2時間も早く起きてしまった。そして1時間前にはコースへ。パッティンググリーンで○上さんご夫妻と合流する。しばらく話をし、紳士たる我々は節度あるニギリを行うことにしたのである。

 それぞれの夫婦の合計スコアによるマッチプレー(ヨコ)と、同じく合計のストロークプレー(タテ)。タテは午前・午後・合計の3つ。そしてドラコンがイン・アウトで1つずつ。問題はハンディだ。

 私と○上さんは同じぐらいの腕前であるが、奥様は110〜120ぐらいでラウンドされるとのこと。私の○は95〜100ぐらいなので、15〜20ストロークほどの差がつきそうだ、という事でエブリワン(1ホールにつき1打のHDCP)でスタートすることにした。


左から、70kg目前で顔がまん丸になりつつある私、○上さん、奥様。私の○はカメラマン。


 ところがどっこいぎっちょんちょん。せっかくだし、男性陣は青ティ、女性陣は女性用競技ティからプレーする事にした(コースには内緒である。コースの皆様、ごめんなさい)のだが、○上さんがとんでもなく巧いのである。スタートホールからテニスで鍛えた大きなスウィングで260ヤードのドローボールをぶっ飛ばす。アイアンもプロの打つそれの如く天高く舞い上がり、真上からピンに向かって落ちる。アプローチもミスがない。パットも勘が抜群。つまり付け入る隙がないのだ。また奥様もフェアウェイを外さない堅実さと巧みなパッティングで大叩きをされない。

 一方の私はドライバーが散々(後に少しましになったけど)、アイアンもピリッとせず、パーオンしたのが6ホール。寄せとパットがまずまずだったのが救いだが、OB2連発でダブルパーもあった。さらに私の○もパッティングが不調でスコアにならない。前半だけで5ダウン、ストロークでも3打差をつけられてしまったのである。エブリワンどころの騒ぎではない。

 昼食時、あまりの我々の不甲斐なさを気の毒がって下さったのか、○上さんは「午後はスクラッチで行きましょうか」とおっしゃって下さった。その優しさに甘え、再び気合いを入れ直してスタート。でもビールの入った○上さんは更に絶好調。私は2度目のダブルパーなどを叩き、○も3パットを量産する。

 その後○のチップインバーディーなどで追い上げるも、結局マッチでは大敗となってしまった。しかし、総ストロークは189対189と全くの同点。つまり大変白熱した面白い勝負になったのであった。

 実は大先輩という事で初めこそ緊張していたのだが、やはりごるふぁー同士である。氏の広い懐と奥様の真摯かつ明るい人柄(ビールを飲んだ午後からは特に(^^;)も相まって、競い合ううちにすっかり楽しんでいる私がいた。

 ○上さん、ありがとうございました。今回は1ストローク負けましたが、次回はきっとリベンジします!

本日の体重・・・69.0kg(人相が変わってきた)


  2004/10/9(167235hit) さてドライバーの事だが


 午後7時、やっと今日の色々な所用が終わった。最近更新が遅れがちであるが、それは私の周りに私の更新を邪魔する色々なこと(雑用、メールの返事、昼寝、仕事など)が多すぎるからであって、私のせいではない。特に仕事が大変である。仕事さえなければ、1日中更新したりごるふをしたりできるのに。仕事のない国へ行きたいものだ。

 さて今日はW−404の使用雑感である。練習場では「捕まらない、右へ行きやすい、外からはいると引っかけやすい」というイメージが強くあったので、ドローを打つ構えでインサイドアウトのスウィングをするよう自分に言い聞かせる。しかし・・・

 松1番   思い切りへ引っかけ、白杭の2m手前まで曲がる(ダックフック)
 松3番   
へ飛び出しへ曲がり、左の林の中へOB(プルフック)
 松4番   やや
へ飛びだしややへ曲がり、左のラフへ(プルフック)

と出だしは全て左へ。どうやら右へ行くのを意識しすぎてトホホなスウィングになっていたようである。ちょっと気持ちを切り替え、今まで通りのスウィングを心がける。すると、

 松5番   ややフェードでフェアウェイセンター
 松7番   ややドローでフェアウェイセンター
 松8番   やや
へ飛びだすもほとんどストレートでフェアウェイ左サイド
 松9番   少しプッシュ気味でしかもスライスして右のラフ

 と、ほぼ満足のいくショットが打てるようになった。なーんだ、今まで通りに打てばいいじゃん・・・と思ったのもつかの間、午後からは再びトホホ炸裂。

 竹1番   トゥ寄りに当たり、ひょろひょろと右へ。220ヤードしか飛ばず右のラフへ。
 竹3番   
へ飛び出しへ曲がり、左の林の中へOB(プルフック)
 竹4番   トゥ寄りに当たり、ドローしてフェアウェイ右サイドも220ヤードしか飛ばず。

 いかんいかんいかん。飛ばそうとしたらいかん。謙虚にそして丁寧に。しかしそれは私の最も苦手とするところだ。特に○上さんが飛ばし屋なので、どんどん肩に力が入ってくる。制御不能。制御不能。

 竹5番   トゥ寄りに当たり、ドローしてフェアウェイ右サイド。当たり悪し。
 竹7番   ややこすり球ながらまずまず。フェアウェイ右サイド。
 竹8番   やや
へ飛び出しへ曲がるも、池ぎりぎりのラフに留まる。
 竹9番   ややへ飛び出しへ曲がるも、ラフで留まる。

 という訳である。やっぱり力が入ると左へ引っかける。しかしこれはクラブが悪いのではない。私が悪いのである。クラブはいい仕事をしてくれる。曲がらないクラブの代名詞、C4と同じぐらい曲がらない。さすが405cc。タイミングを合わせ、力でなくリズム良く振れば結構飛んでくれるし曲がらない。

 今日はイマイチだったけど、良い買い物をした。良かった、と胸をなで下ろす編者なのであった。

本日の体重・・・68.9kg(もう少しなんだけどなあ)


  2004/10/10(167717hit) ったく、ごるふってやつは・・・

 もともと勉強も仕事も恋愛も天才肌で、生まれてから一度も苦労した記憶がない私である(ちなみに虚言・妄言の切れ味も天才肌だし、また嘘を書いても気にならない性格でもある)。しかしこんな私でもごるふだけは苦労させられている。練習しても練習しても上手くならない。

 ごるふほど努力が報われにくいゲームはないと思う。5のの努力をすれば10を要求され、10の努力を重ねれば20が必要だと思い知らされる。つまり、どんなに努力してもそれ以上の努力をしなければならないのだ。逆に、努力すればするほど要求されることが増えていくのだ。

 まともに球に当たらない初心者の頃は、とにかく球に当てるだけで良かった。最悪でも前へ進めばいい、空振りさえしなければ良し、と自分を納得させられたものだ。しかし、上達するにつれて当然それでは満足できなくなる。

 だんだん芯でしっかり球を捉えたいと思うようになり、次に真っ直ぐ飛ばしたいと思い、さらに自分の球筋や飛球の美しさにこだわり出し、ついには300ヤード飛ばさないとミスだと思ったりベタピンでないと悔しがったりするようになってしまう。そして最後には、世界ランキング1位でない自分を許せなくなったり、タイガーより下手な自分に我慢ができなくなってしまうのであろう。

 このように、ごるふというゲームにはゴールがないだけでなく、上達すればするほどさらなる努力が要求され、同時に悩みが増えていく。

 私を含めた一般のごるふぁーは、このように努力が報われない時、何を思うのだろうか?色々なパターンを考えてみた。

 あきらめる・・・私には才能がないんだ。だからこれ以上は上手くならないだろう。

 開き直る・・・仕事が忙しくて練習できない。コースにも行けない。だから上手くならないんだ。

 責任転換する・・・クラブが悪い。クラブを買い換えられない貧乏が悪い。ごるふに打ち込めない家庭環境が悪い。○の理解が足りない。腰が痛い。足を捻挫した。タイガーのような体に生んでくれなかった両親が悪い。ゴルフを気軽に楽しめないこの国が悪い。政治が悪い。総理大臣が悪い。だから自分は悪くない。

 決心する・・・もうこうなったらごるふに一生を捧げるぞ。退職だ!離婚だ!ごるふ場に就職だ!研修生だ!ゴルフ漬けの毎日だ!そして野垂れ死にだ!

 あがく・・・いやもっと上手くなれるはずだ俺はここで終わるような人間じゃないそうだきっとシングルになれるはずだパープレーで回れるはずだクラチャンを取れるはずだパブリック選手権で優勝できるはずだやるぜやるぜとことんやるぜ〜!

 自分を騙す・・・ごるふなんてね、楽しめばいいのよ。プロじゃないんだからね。そう。1日、良い空気を吸ってね、山をね、歩くだけで幸せでしょう。ね。ね。そんなにがんばってね、上手くなってもね、何になるのよ。私ら素人はね、健康でごるふができるだけでね、幸せと思えばいいのよ。スコアなんてね、二の次でいいの。

 ごるふをやめる・・・あー!もういや!もうやめた!こんなスポーツ、面白くも何ともない!!ちっとも上手くならないし、そもそも棒で球を打って何が面白いの!!やめやめ!もう一生しない!頼まれたってするもんか!


 とまあ反応は様々であろうが、どれを選択しても何だか負けたような気がするのは何故だろうか?(勝ち負けの問題じゃないけど)

 私は、最後まで諦めず、開き直らず、ただ黙々と球を打ち続けられるようなごるふぁーでありたい。楽しく、そして1つでも自分のベストを縮められるよう、死ぬまで努力を続けられるごるふぁーになりたい。

 昨日練習へ行って、立っているのもやっとというご老人が黙々と球を打っているのを見て、そう思った私であった。

本日の体重・・・68.6kg(ジャンクフードは敵だ!)


  2004/10/11(167984hit) ジョージア東海クラシック


 昨日も練習に行ってきた。久しぶりに2日連続の練習だ。お陰で腰椎と頸椎が痛い。気をつけなければ、コースでドライバーを振った瞬間、「ぐきっ」となって「痛てててててっ!」となって「はっはっはっはっは・・・・おい、大丈夫か?」となって「大丈夫・・・・ちゃうかも・・・てててて」となって「ピーポーピーポー」となってしまわないとも限らない。

 この首と腰が痛い原因はドライバーのせいである。スリクソン君は要求がきついのだ。どういう意味かというと、ちゃんと体全体を使って振らないということを聞いてくれない。少しでも手打ちになると、うどんができてしまう・・・のではなく、左へ引っかけてしまうのだ。

 これを防止するため、高野さんのウェブについ最近載っていたシャフトとテンポからヒントを得て、素早いバックスウィングと素早い切り返しでタイミングを取ってやる。そうすると、最もうまく打てることがわかった(以前は「トップの間」があった方が良かったのに。こうコロコロスウィングのタイミングが変わってしまうとは困ったものである)。しかしこの打ち方が首と腰にけっこう負担をかけるのだ。やっぱり私にはちょっとハードスペックすぎるクラブなのか?いや、そのうちもう少し楽な打ち方ができるようになるだろう。頑張ろう。

 さて、話は変わって日本ツアー。昨日のコカ・コーラ東海クラシックを見ていての雑感である。優勝者は中堅の今井克宗。細川和彦とデッドヒートを繰り返し、プレーオフで振り切ってツアー2勝目を挙げた。

 今回の中継では、スウィングのスローモーションをたくさん見せてくれて、それを谷口徹が解説してくれたため、色々と勉強になった。アイアンショットのスロービデオでは、クラブヘッドが想像以上にインサイドからボールにコンタクトしている事が見て取れた。そしてボールは飛球線の右へ飛び出し、ピン方向へ帰ってくる。まあ今井も細川もドローヒッターであるため当然ではあるが、ナチュラルドローを打つためにはここまで思い切ったインサイドアウトの軌跡が必要なのかと驚いた。

 また、パッティングのスロービデオでは、パットに当たった直後のボールの動きが興味深かった。今井のパットだったと思うが、明らかにアッパーブローでボールに当たっていた。ボールは想像以上に宙へ浮き、3バウンドして初めて転がり出すのである。一方の細川のパットでは、レベルブローで球とコンタクトしているように見えた。しかしパターのロフトがあるため、こちらも打たれた直後は宙へ浮く。

 知識としては知っているが、改めて見ると面白いものである。この、宙に浮くイメージを持って練習すれば、少しは転がりが良くなるかもしれない。

 ・・・ってなことを言いながら、パットの練習なんてやっぱりしない編者であった。

本日の体重・・・68.9kg(はるさめヌードルな日々)


  2004/10/12(168421hit) エキスポランド


 体育の日の昨日、息子を連れてエキスポランドへ行ってきた。仕事を昼までに済ませ、車で1時間のドライブだ。

 関西に住んでいる方はよくご存じだと思うが、ここエキスポランドは1970年の大阪万博の時に出来た遊園地で、今年で34年目を迎える老舗である。近畿圏の若者の間では「エキスポランドでデートするとそのカップルは別れる」とまことしやかに囁かれたりしたものだが、今になってよく考えれば学生時代に付き合った子と別れない方が珍しいのである。エキスポランドへ行こうが、通天閣へ登ろうが、ヴィーナスブリッジで星を見ようが、別れる時は別れるのである。

 さて、今回は息子本人がエキスポランドへ行きたいと言ったのだが、その目的は「ハウルの動く城」展が敷地内で開催されていたからである。今から宮崎作品に興味を抱くとは、将来おたく間違いなし。親としては心強い限りであるというか、血は争えないというか。いや、私は別にナウシカの下半身が気になるとか、腹が立った時に「バルス!」と叫ぶとか、そんなことはないんですけどね。

 ハウルはまあ予想通り。結局映画のプロモーションなんだけど、それにしては入るのにお金がいるというのもちと解せない。入場料も別に払ってるんだし。さすが大阪商人でんな。

 それ以外のアトラクションは、日曜日という事もあって結構並んでいる。特に絶叫マシンの類は30分待ち、60分待ちが当たり前。息子がこの手の乗り物が嫌いということもあり、結局何も乗らなかった。長さ2340m、所要時間7分に生まれ変わったダイダラザウルスや、宙返り6回のオロチなんかにも乗りたかったなあ・・・(40男が何言ってんだか)

 でも、焼きトウモロコシと焼きフランクフルトとたこ焼きと生ビール(一口だけ)が美味しかったからまあ良しとしよう。

 下の写真は、そんな中利用した数少ないアトラクションである「世界一高い飛行塔」から見た太陽の塔(写真撮影禁止なのに)。
 

 同じく大観覧車。空がきれい。

 という訳で、久しぶりに平和な「ごるふじゃない日々」を過ごした我々一家であった。

本日の体重・・・68.8kg(現状維持な日々)


  2004/10/13(169056hit) 明日を控えて


 昨日、またもや練習へ行ってきた。今週は3度目である。このまま行くと、週に7回とか日に3回とか練習するようになるだろう。そして体が再起不能になるだろう。

 そう、昨日の練習後、左の首筋から背中にかけて痛めてしまったのだ。痛くて首が動かし辛い。といっても、練習中に痛めたのではない。練習が終わって夜TVを見ていて、急に痛くなったのだ(きっとテレビが悪いのだろう)。筋を違えたような感じである。毎回、ウォーミングアップと柔軟体操は念入りに行うのだが、ウォーミングダウンが不足しているのだろうか。全く情けない限りである。

 と思っていたら今日の昼過ぎ、横臥して軽く目をつぶり意識が途絶えていた(寝た、とも言う)間に余計に痛めてしまい、とうとう首が回らなくなってしまった。きっと寝ている間に○がウエスタン・ラリアートか何かをかましたのだろう。

 そういえば今朝も気が緩んで右足のサポーターをしなかったらふとした拍子に激痛が走ったし、もう私の体はボロボロである。これが歳というヤツなのか。ちなみに心もとっくの昔にボロボロである(これが結婚というヤツなのだ)。

 そんなボロボロの私であるが、ごるふの神様は苦しみの分だけ楽しみをお与えになる。実は明日、神戸ゴルフ倶楽部をラウンドするのだ。ご存じ、1903年にアーサー・H・グルーム氏によって作られた、日本最古のゴルフ倶楽部である。大学時代の先輩、O谷さんがエントリーして下さったのだ。もう、楽しみで嬉しくて今からワクワクしているのである。

 ネットで検索してみたが、コース自体のウェブページが無いだけでなく、ラウンドレポートの類も少ない。わずかにここでコースがイメージでき(漫画が楽しい)、GDOのレポートが詳しいぐらいである。

 かくなる上は写真をたくさん撮ってきて、日本一詳しい神戸ゴルフ倶楽部のリポートを書く予定だ。 明後日からの、

「日本最古!伝統と格式!ソドムとゴモラ!江戸屋と猫八!これがニッポンのごるふの生き証人だ!神戸ゴルフ倶楽部に潜入そしてプレー!そこで巻き起こるとんでもない出来事とは?!そして彼が流した涙の意味とは?人はなぜそこまでしてごるふをするのか?そして最後に起こる衝撃の結末とは一体?!!驚くべき事実が今明かされる!今世紀最大の事件が今!トホホごるふぁーhiroの神戸ゴルフ倶楽部プレーだよ〜ん」をご期待あれ。

本日の体重・・・68.7kg(金曜日は多分減っている)


  2004/10/15(169866hit) 神戸ゴルフ倶楽部

歴史とは、過去の遺物を指すものではない

我々を我々たらしめている大地である
伝統とは、過ぎ去った人たちものではない

我々が、あとの世代に受け継ぐ精神である
格式とは、堅苦しい形式主義を指すものではない

しかるべき場所に、自然に備わるものである
101年前
我々と同じ気持ちを持つ人たちがいた

我々の血液の中に
彼らの息吹が今も生き続けている
ごるふが、我々に教えてくれること

それは人生の全てのこと
ごるふをプレーするということ

それは歩き、思考し、
自分の内なる声に耳を傾けること
そして、自然を感じること
いくつで上がったか、パーがいくつ取れたか

そんな事を考えるのがばかばかしくなる
ゴルフの原点が、確かにここにはある
我々は、ただ球を打ち、ただ歩く

本日の体重・・・68.8kg



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