日記70

2004年8月17日〜31日

  2004/8/17(142132hit) 性懲りもなく(教訓付き)

8/14・きさいち梅松・Aグリーン・晴れ時々曇り
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out 1 2 3 4 5 6 7 8 9 in total
par 4 4 3 5 4 4 3 4 5 36 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 72
score 4 4 6 5 4 5 3 3 5 39 4 3 5 6 4 3 5 7 4 41 80
+3
topics *1   *2         *3       *4 *5   *6   *7 *8     
putt 2 1 2 2 2 1 1 1 2 14 2 2 1 2 2 2 2 1 1 15 29

*1・・・バンカーから50ヤード先のグリーンにオン。年に一度のショットである。
ウホホ度4

*2・・・谷越えのティーショットを思い切りダフる。さようなら〜 トホホ度4

*3・・・8アイアンのセカンドショットが上手く打てた。それだけで嬉しい私。ウホホ度3

*4・・・トップしたティーショットがピン奥5mに付く。トホホ度1

*5・・・アプローチでチャックリ。トホホ度3

*6・・・9アイアンのセカンドショットが今年最高の当たり。それだけで嬉しい。
ウホホ度2

*7・・・ティーショットをチョロしてしまう。
トホホ度3

*8・・・3打目をバンカーへ。4打目出ず。5打目ホームラン。
トホホ度4

ウホホ34点(9点 + パー2点x11 + 寄せワン1点x3) VS トホホ15 で何とかウホホの勝ち

項目 今回 推移 2004年平均
アベレージスコア
Scoring average
1バーディー
4ボギー
1ダボ
1トリプル
80
(+8)
85.0
平均パット数
Putting average
1.611
(29)
1.895
(34.12)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
5.6
(1/18)
5.2
(0.9/18)
パーセーブ率(%)
Par saving average
66.7
(12/18)
45.1
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
88.9
(16/18)
82.4
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
50.0
(9/18)
37.9
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
77.8
(14/18)
84.1
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
57.1
(8/14)
71.0
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
230.7 224.8
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
50
(3/6)
34.2
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
69.2 74.7
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
83.3 68.4
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
55.9 61.2
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
52.9 67.0


 12日(木曜日)にラウンドしたばかりだというのに、2日後の14日(土曜日)もラウンドである。実は16日(昨日)もラウンドしてきた。飛び石ラウンドである。5日間で3回のラウンドは生まれて初めてだ。

 そのせいか、この1週間、私のテンションは異様に高くなっており、睡眠時間は1日平均5時間で、元々少ない体力も控えめな筋力も低下してきている。しかし、1日おきのラウンドなんて、まるで天国にいるような気分だ。こんなに充実した1週間が今まであっただろうか。いやない。願わくば、この1週間が一生続きますようにって続くわけないって。

 で、今日は土曜日のきさいちのラウンドの事を書く。この日も良い天気で、朝から気合いが入りまくっている私。しかし、瀬田であれだけ調子が良かったスウィングが今日は今ひとつ(その理由は後半明らかになる)。

 出だしこそスーパーミラクルバンカーショット(自分で書くか?)でパーを拾うものの、3番の谷越えのティーショットではボールの5cm手前をダフってチョロ。ボールは谷底へ。お前は初心者かっつーの。

 その後もドライバー、アイアン共にピリッとせず、思いどおりに打てたショットは3発ほど。それでも40を切れたのは、短いコースとアプローチとパットのお陰であった。

 気を取り直し、肩の柔軟体操を十分行ってから迎えた後半松コース。ようやくドライバーが当たりだした。それにつられるように、アイアンも少しづつ良くなってくる。一昨日のラウンドで肩の筋肉が少々硬くなっていたのかもしれない。肩、特に肩甲骨周りの柔軟体操を十二分に行うことにより、体がスムースに回転してくれるのが自分でもよく解る。

 しかし、トホホは8番ホールで私を待ちかまえ、私の自信と思い上がりを木っ端微塵に打ち砕いたのであった。ティーショットは100点。7Wのセカンドはまずまずながらやや左に引っかけ、グリーンまで80ヤードのつま先下がりのラフへ。

 きついつま先下がりだし、右へ飛び出すことは十分予測していたつもりだった。のだが、球は予想より遙かに右へ飛びだし、グリーン右手前のバンカーへ(トホホ+2)。広い花道があるにも関らず、こんな事をしているようではダメである。

 さらにバンカーショットでダフって出ず(トホホ+1)。こんな事をしているようではダメである。2度目のバンカーショットはホームランして奥のラフへ(トホホ+1)。ダメである。そこから何とか1mに寄せてダボでおさまったが、何だかとても悲しい。

 最終ホールもパットに救われたものの、ショットも寄せもいまいちで、まだまだ真のトホホ脱却には程遠いと感じた1日であった。


 久しぶりの今日の教訓。

 1,肩の柔軟体操は十分行いましょう。

 2,バンカーショットを練習しましょう。

 3,ティーショットのチョロはしないようにしましょう。百歩譲って1回は許せても、2回はダメです。


本日の体重・・・68.7kg(全然減ってない・・・(;_;))

  2004/8/18(142662hit) R.T.ジョーンズJr.


 天国の1週間、5日目にして3回目のラウンドは兵庫県のゴールデンゴールデンバレーゴルフ倶楽部(←トップページは大きな音がします。ご注意下さい)である。今年の6月17日にご一緒させて頂いた、大学時代の先輩であるO谷さんがわざわざ誘って下さったのだ。嬉しい事である。

 大阪から中国自動車道を西へ走り、舞鶴自動車道を経由して三田西インターを降り、そこから北西へ走る事20分。山の中腹を走る道から見下ろす場所に、あたかも豊かな池に寄り添うようにその18ホールは静かに佇んでいた。


思わずため息の美しさである

 美しいも道理、ここはあのロバート・トレント・ジョーンズJr設計の名コースなのである。詳しくは知らないが、彼は世界中でコースを設計しているすごく有名なヒトなのである。しかも、チャンピオンズティからのコースレートが75.5で、この数字は日本で最難関らしい。

 今回、O谷さんのご友人である二田さんと堅田さんの4人でラウンドさせて頂いたのだが、私を除く3人はとにかく巧い。いつどこからでもバーディーを狙いに行き、また実際に取ってしまうというごるふをされるのである。またミスらしいミスがほとんどなく、ミスをしてもラフやエッジに止まる程度というのだから恐ろしい。私は迷惑をかけないようにラウンドするのに必死であった。

 そういうメンバーであるから、当然ティはバックティ。それでも全長6,541ヤード、コースレートが73.4である。事前にウェブで確認したところによると、全18ホール中16ホールで池とクリークが絡んでいるという恐ろしいコースで、しかもバックティ。しかも6,541ヤード(しつこいって)。

 ちなみに私が普段ラウンドしているきさいちでは、例えば竹梅Aグリーンで6,128ヤード、梅松Bグリーンで5,782ヤードである。前者とでも413ヤード、後者となら759ヤードも長さが違うのである。

 100ヤード1打としても、4〜8打は余計に叩く計算だ。従って、この日の目標はボギーペースとした。さらに、池やクリークを徹底的に避け、パー4のレイアップも辞さず、コツコツごるふで行こうと事前に決めてこの日を迎えたのであった。

 さて、ラウンドは10時過ぎからと聞いていたのだが、お盆という事もあり家を6時半に出発する。ところが全く渋滞らしい渋滞がなく、コースに着いたには8時前。スタート室で確認すると、スタートは10時20分である。2時間30分以上ある。私は途方に暮れ、とりあえず一人寂しくレストランでお茶をしたのであった・・・

(またもや続く)

本日の体重・・・69.1kg(筋肉がついたんだ、きっとそうだ)

  2004/8/20(143505hit) いよいよスタート・・・


 さて、一人で優雅にコーヒーを飲み終えた私は、おもむろに時計を見た。8時15分。まだスタートまで2時間以上ある。こういう時こそ、練習である。

 練習場へ向かうと、まずはとても大きなパッティンググリーンが目に飛び込んできた。どれくらい大きいかというと、グリーン全体が甲子園球場に十分入るぐらいの大きさだ(当たり前だ)。そしてその上にアプローチ練習用のグリーン。本格的なバンカーまである。これは練習のし甲斐がありそうだ。

 そしてそこからさらに坂を上がり、動く歩道(ウォーキングスルーというのだろうか?ドライブスルーでない事は確かだ)に乗ると打球場があった。

 時間はたっぷりある。とりあえず2カゴ、48球借りた。全てそこそこのロストボールである。団子ボールは一つもない。さすが名門コース・・・と思ったが、恐らく池から回収されるボールが売るほどあるのだろう。

 驚きはさらに続く。空いたスペースに入ると、足元にはいくつものディボット跡が・・・。そう、この練習場では芝の上から直接球を打たせてくれるのである。私は西城秀樹ではないにも関わらず感激してしまったのであった(このギャグがわかる人は30歳代以上)。

 入念にストレッチを行い、アプローチから。芝の上からといってもフェアウェイのようなふかふかの芝ではなく、野芝であるからなかなか難しい。そのせいか(←違うって)3球に1球はシャンクが出る。何てこった。こりゃ大変だ。悪い予感がする。そしてこの予感は、見事に外れるのである。って外れるのかよ!

 結局、アイアンもイマイチの当たりが続く中、48球はあっという間になくなった。まあいいだろう(何が良いのか?)。時間は9時。さらにアプローチとバンカーショットの練習に30分、パットの練習に30分費やす。よし、なかなかいい感じだ。素晴らしいスコアが出る予感がする。そしてこの予感は、やっぱり外れるのであった。って何のこっちゃ。

 しかし、これだけ恵まれた練習場があるというのは本当に羨ましい。毎回、スタート前にこれだけ練習できたら、私でもきっとラウンド前に疲れ切ることができるだろう・・・・いや、小技が巧くなるだろう。

 そうこうしているうちに、やっとスタート時間が迫ってきた。O谷さんに二田さんと堅田さんをご紹介頂き、インコースのティグラウンドへ向かう。心地よい緊張が体を包む。何物にも代え難い、心躍るわくわく感である。


左から、二田さん、私、O谷さん、堅田さん。何故か12番ホールのティグラウンドで記念写真


 さて、いよいよファーストショットで・・・あっ、○が呼んでいる・・・10秒以外に行かなくては・・・・こんなに引っ張るつもりはなかったのに・・・練習場の素晴らしさについ筆が進んでしまった・・・・ああ、もう10秒経過した・・・ではこれにて失礼し

(続く)

本日の体重・・・69.0kg(夏バテとは無縁の体)

  2004/8/21(143951hit) 善戦と言えるかもしれない

8/16・ゴールデンバレーGC 晴れ
hole 10 11 12 13 14 15 16 17 18 in 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out total
par 4 5 4 4 4 3 4 3 5 36 5 4 3 4 4 4 5 3 4 36 72
score 6 6 4 5 5 5 5 4 6 46 5 5 5 4 5 5 7 4 4 44 90
topics *1         *2   *3 *4   *5 *6 *7       *8       
putt 2 2 2 2 3 2 2 3 1 19 2 1 1 2 2 2 2 3 2 17 36

*1・・・つま先上がりのセカンドショットを引っかけ、入れてはいけないバンカーへ。いきなりトホホ。
トホホ度2

*2・・・210ヤードのパー3。7Wのティーショットがテンプラしてまたバンカーへ。 トホホ度2

*3・・・8アイアンでグリーンを捉えるも3パット。トホホ度1

*4・・・7Wのセカンドショット、つま先下がりのライから右へ出て、池ポチャ。トホホ度2

*5・・・3打目をダフってクリークへ。しかし幸運にも球は大きく跳ねてグリーンオン。ウホホ?度2

*6・・・2打目のアイアンが超ダフリ。3打目も乗らず。
トホホ度2

*7・・・230ヤードの池越えパー3。刻むべきだったのに狙ってテンプラして池へ。俺のバカ。
トホホ度3

*8・・・1打目左のラフへ。2打目チョロ。3打目引っかけて池ポチャ。ドロップして乗せて2パット。つまりこのホール、良いショットが1つもなしでした。
トホホ度5

ウホホ10点(2点 + パー2点x4 + 寄せワンなし) VS トホホ17 でトホホの勝ち

項目 今回 推移 2004年平均
アベレージスコア
Scoring average
10ボギー
4ダボ
90
(+18)
85.2
平均パット数
Putting average
2.0
(36)
1.898
(34.17)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
0 5.1
(0.9/18)
パーセーブ率(%)
Par saving average
22.2
(4/18)
44.5
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
77.8
(14/18)
82.3
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
38.9
(7/18)
38.0
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
66.7
(12/18)
83.6
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
85.7
(12/14)
71.4
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
227.1 224.8
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
0
(0/5)
33.7
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
89.3 75.1
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
37.5 67.4
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
60.0 61.1
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
73.1 67.1

 やっと実際にスタートする訳だが、久しぶりに全ホールの解説といこう。初めてラウンドしたコースで全てのストロークを覚えている(というか実はスコアカードにヒントを書いているのだ)私も偉い(って自分で書くなよ)が、それだけゴールデンバレーの各ホールの個性が強く、印象的だったともいえる。ここのコースを知らない方、私のラウンドなんてどうでもいい方には退屈だと思うので、どうか以下の日記は飛ばし読みして頂きたく思う。

 ちなみに、ゴールデンバレーのコースレイアウトはこちらである。私と一緒にヴァーチャルラウンドをされたい方(そんな人は世界広しと言えども1人もいないと断言できる)は、ここのコース攻略と写真を参考にして頂ければ、楽しさが1.13倍ぐらいになるかもしれない。

 さて、スタートホールはインコース10番。405ヤード、いきなり400ヤード超のパー4である。しかし今日の私は年寄りごるふに徹するのだ。距離が出なくても良い、とにかく曲げないよう、フェアウェイと花道を進むのだ。

 ティーショットはやや左に引っかけるものの、浅いラフ。まずまず。セカンドはつま先上がりのライから残り155ヤード、砲台グリーンへ。左には入ってはいけないダブルバンカーだ。右のバンカーを狙って打つも、やっぱり左へ引っかけてその入ってはいけないバンカーへ。何てお馬鹿な私。結局バンカーを渡り歩き、4オン2パットのダボスタートだ。

 11番はクリーク越えのパー5。ティーショットは完璧、セカンドも8アイアンで刻み、残り160ヤード。ここまでは良かった。しかし3打目の7アイアンがシャンクに近いトップで、ボールは2打目でわざわざレイアップしてまで避けたバンカーへなーにやってるんだか。しかしそこからのリカバリーが成功し、2パットでボギー。よし。

 12番、327ヤード、パー4。初のサービスホールでやっとパーが来た。

 13番、450ヤード、パー4。ティーショットはイマイチの当たりで、セカンド地点からグリーンまで220ヤードはたっぷり残る。でも今日の俺は年寄りだ。シニアだ。迷わず9アイアンでレイアップ。OK。3打目はウェッジで手堅く乗せ(寄せ、と書けないところが辛い)、計算しつくされたボギー。って威張る程のものじゃないって。

 14番、373ヤード、パー4。ドライバー、7アイアンとまずまずのショットでパーオンするも、とんでもない2段グリーンの上から打ち切れず、3パット。仕方ないか。

 15番、199ヤード、パー3。奥と右にクリークが流れる初のパー3。アゲンストだし、7Wを持ったは良いがてんぷら。からっと揚(上)がりました。ピンまで50ヤードはたっぷりあるバンカーへ。セカンドショットは巧くクリーンに打てたがやや奥へこぼれる。アプローチも寄せきれず、ダボ。まあこんなものだろう。

 16番、408ヤード、パー4。ティショットはイマイチながら左のラフへ。セカンドはたっぷり180ヤード、5アイアンが必要だ。予想通りイマイチのショットでグリーン手前へ。アプローチは上手く打てたがパットが入らず、ボギー。上出来か。

 17番、132ヤード、パー3。


グリーン周囲の半分以上が池なのだ


 オーガスタの16番を彷彿とさせる池。っていうか、ボギールートがありません。ミスショット、イコールダボ以上。救いはショートアイアンで打てる事ぐらいか。アゲンストなので8アイアンでグリーンセンターを狙う。何とかオン。しかし・・・・ファーストパットを狙いすぎて2.5mオーバー、返しも入らずボギー。こういうところがトホホのトホホたる所以(ゆえん)である。ちなみに、ほかのお三方は全員パー。レベルの違いを感じる。

 そして最も美しくチャレンジングな18番。518ヤード、パー5。8月18日の日記の、冒頭の写真に写っているホールである。ティーショットとセカンドショットで池を2回越え、しかも右サイドが全て池。フェアウェイも池へ傾斜している。そう、この池には少なく見積もっても10,000,000個のボールが眠っているのだ(嘘)。


実物は写真の10,000,000倍美しいのである

 ティーショットは池を警戒しすぎて左のバンカー方向へ。行ってみると、ぎりぎりセーフ。つま先下がりのラフだが、何とか7Wで打てそうなぐらい浮いてはいる。池を越えるためには、長いクラブの方が無難だろう。そう思い、7W一閃!・・・ボールは右へ飛び出し、フェアウェイで2バウンドした後、池へころころころころ・・・こうして私のボールは池の餌食となり、10,000,001個目(嘘)の生け贄としてR.T.ジョーンズJr.に捧げられたのであった。

 草の抵抗でフェースが開いたのか?それともつま先下がりを甘く見たのか?どうも私は傾斜地が苦手である。特に、つま先下がり、つま先上がりの傾斜の時の方向性に甘さが残る。こんな事では日本アマのタイトルは遠い(笑)。

 結局ドロップエリアからグリーン奥のエッジへ持っていき、そこから寄せワンでボギー。まあ良しとせねばなるまい。前半はパーが1つ、ダボが2つ、あとは全部ボギー。まあこんなもんか。

 昼食後、インより狭く厳しいと言われるアウトコースであるが、さすがにこれ以上書くのはもう疲れたし、アウトはアイアンのチョロと結果オーライと池ポチャ(2回)ばかりだったような気もするし、このあたりで筆を置くこととしよう。まあトリプルボギー以上が無かったのが今回のラウンドの良いところといえば良いところだろう(←レベル低すぎ)。

 しかし、もう一度チャレンジしたいコースである。ここで良いスコアを出すには、ドライバーの方向性ミドルアイアンの正確性に加えて、メリハリのある攻略が要求されるように思う。ホール毎の攻略法(ここはボギーオンを確実に狙う、など)と、18ホール一貫した攻略法(徹底して池を避ける、バンカーを避けるなど)を事前に考え、それを忘れないように守り抜く頑固さが必要であろう。

 いつかは、ここで80を切りたいものである。

本日の体重・・・69.2kg(良しとせねば・・・ってダメじゃん)

  2004/8/22(144284hit) すぐいい気になる私

8/19・きさいちCC・竹松・Bグリーン・Par72 晴れ
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out total
par 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 72
score 4 3 6 5 4 3 5 5 4 39 5 5 4 9 4 4 5 5 5 46 85
+4
topics     *1                 *2   *3         *4   
putt 1 2 2 2 2 2 2 2 2 17 3 3 1 3 2 2 2 2 2 20 37

*1・・・ティーショットが右のラフへ。セカンドはダフリ。3打目もダフリ。4打目も寄らず。
トホホ度5

*2・・・6アイアンのティーショットがトップしてバンカーへ。バンカーからは出ただけ。しかも3パット。 トホホ度4

*3・・・本文参照。トホホ度5

*4・・・セカンドショットをダフり、3打目の寄せもミスショット。トホホ度4

ウホホ22点(0点 + パー2点x10個 + 寄せワン1点x2個) VS トホホ18 で何とかウホホの勝ちだけど

項目 今回 推移 2004年平均
アベレージスコア
Scoring average
5ボギー
2ダボ
1トホホ
85
(+13)
85.2
平均パット数
Putting average
2.056
(37)
1.903
(34.25)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
0 4.9
(0.9/18)
パーセーブ率(%)
Par saving average
55.6
(10/18)
44.8
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
83.3
(15/18)
82.3
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
50.0
(9/18)
38.3
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
88.9
(16/18)
83.8
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
71.4
(10/14)
71.4
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
237.9 225.2
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
28.6
(2/7)
33.6
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
82.1 75.3
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
87.5 68.0
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
53.3 60.9
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
46.2 66.6

 いい気になってんじゃねーよ!といきなりで恐縮だが叫ばして頂く。もちろん、バカで阿呆で間抜けで何度も同じ過ちを繰り返す私自身に対しての怒りの叫びである。

 ごるふはミスして当たり前。それがきちんと理解できているなら、謙虚にそして1打1打丁寧に球を打つ事さえできれば、ミスショットをしても結果が悪くてもスコアが悪くても納得がいくはずである。しかしバカで阿呆で間抜けで何度も同じ過ちを繰り返すスットコドッコイの私はそんな大事な事すらしばしば忘れてしまう。

 前半は良いごるふができたと思う。いや、出来過ぎである。ダボを叩きながら、しかもバーディーなしで30台を出せたのはドライバーとアイアンがまずまずだったのと、勝手知ったるホームコースの、しかも全長3096ヤードという短いBグリーンのお陰だろう。

 しかし、前半が終わってバカで阿呆で間抜けで何度も同じ過ちを繰り返すスットコドッコイのたわけ者である私は、心の中で「ふふふやっぱり俺ってちょっと上手くなったぜ昔の俺とは違うぜ調子いいぜバッチリだぜゴールデンバレーに比べたらきさいちは楽だぜふふふまた70台だぜベイベ」などと思ってしまったのだろう。本人が言うのだから間違いない。

 で、結果どうなったか。1番で3パット。2番でもミスショットが2回続き、おまけに3パットで素ダボ。3番ではセカンドショットで大ダフリ。それでもバカで阿呆で間抜けで何度も同じ過ちを繰り返すスットコドッコイのたわけ者のオッペケペーな私は自分の慢心に気づかなかった。そして4番ホール。

 ティグラウンドに立った私は「フフフここでイーグルだぜダボを帳消しにしてやるぜドライバーを史上最高にかっ飛ばし前の組のやつらを驚愕させセカンドショットも俺のカッコイイ7Wで絵に描いたように2オンさせパットをねじ込んでイーグルを獲って派手なガッツポーズをしてやるぜオーマイダーリンクレメンタイン」などと考えていたのだ。

 で・・・・結果は強振して左へ曲げてOB。打ち直して右のラフへ。7Wの4打目はまずまずだったものの、次を寄せて1パットボギーだぜと考えた結果手前のバンカーへ。バンカーからホームラン。そして3パット。トホホホ。バカ。

 その後もぱっとせず、寄せワンもなく、地味にラウンドは終了した。それにしてもこの学習能力のなさよ。前半を30台で折り返し、後半大叩きのパターンは今年に限っても4度目である。歯医者さんで「いい気になる神経」を抜いてもらわなきゃダメなのか?俺。

 まったく、つくづく私はバカで阿呆で間抜けで何度も同じ過ちを繰り返すスットコドッコイのたわけ者のオッペケペーのポンポコピーの葉っぱフミフミの頭がジャングルグルグルグルグルグルグルのガッチュ石まっ虫である。
 

本日の体重・・・69.2kg(チョコレート食っちまった)

  2004/8/23(144559hit) 忙しい私


 言い訳をこんな所で書いても誰も同情してくれないしそんな事を書くぐらいなら早く本題に入れよという苦言が聞こえてきそうな気もするがそれでも書かずにはおられないぐらい忙しい。

 本業でも忙しいのだが、それよりも疲れるのは雑用である。今日は特に忙しかった。1つメーリングリストを立ち上げ(私が管理者として立ち上げているメーリングリストはこれで5つめである)、仕事関係のウェブページにあるリポートを投稿し、アルバイトの面接をし、メールを8個書き、オリンピックを見て、頂き物のマカダミアナッツ入りチョコレートを食べ、その上で昼寝まで(しかも2時間も!)しなければいけなかったのである。

 そのせいで、練習にも行けない日々が続いている。「ぶっつけ本番の日々」である。先日ゴールデンバレーでご一緒させて頂いた堅田さんは、あれだけ上手なプレイヤーにもかかわらず、毎日練習されているそうである。練習しないと上手くなれないのだ。当たり前なのだ。しかし雑用が多いのだ。

 今日も仕事が終わってから練習に行こうと思ったら、この日記の更新を忘れていた事に気付いた。大変である。とにかく何でも良いから書いてやれ、と思っても無茶苦茶な事を書く訳にもいかず、さりとて今日も「バカで阿呆で間抜けで・・・」を繰り返して字数を稼ぐのはあまりにも安易な方法であるし、第一今日はその呪文が出てくる必然性が全くないのだから書こうにも書けない。っていうか、そんな二番煎じはウェブ日記にとっては破滅の技である。

 とまあいい加減な事を書いているうちに適当な字数になったようなので、終わる事にしよう。でも、この日記、どう考えても無茶苦茶だと思いますが皆さんもそう思いますか?ますね。でもまあたまにはいいか。

本日の体重・・・68.9kg(チョコレートはまだある)

  2004/8/24(145118hit) オリンピックの事(毒舌あり)


 やっと今日は少しはまともな日記が書けそうである(それにしても昨日の日記は我ながらひどい出来であった。3分で書き終えたもんなあ)。

 気がつけばすでにオリンピックも終盤である。今年は柔道・水泳とメダルラッシュが続き、体操、陸上などでも大健闘が続いている。この躍進の理由は、新聞などでも報道されているが、ひとえに科学的・合理的な練習とコーチングの賜物である

 これまでの日本のスポーツ界といえば、カリスマだかシマリスだか知らないが過去の栄光と経験だけが頼りの非科学的なコーチの元、「根性」と「気合」と「スパルタ」がほとんど全てを支配していた。一例を挙げると、マラソンにおける試合直前の調整方法でさえ手探りの状態で、直前に高地トレーニングを行って体力を消耗して失敗したりしていたのだ。

 また、日本人選手が本番で実力を出せず惨敗するのは、技術や根性が全てで精神面のトレーニングを疎かにしたり、周囲の期待やマスコミに対する対応を学んでこなかったためであるという指摘もある。そしてそれは、全くその通りなのである。

 今回、体操では北欧やロシアに習い、子供のころから基本を叩き込むプログラムが実を結んだと言われている。陸上もコーチを盲信するのではなく、選手が独自に自分の練習プログラムを考えたり、大学でハイテク装置を使って科学的なトレーニングを行うようになったと聞く。それが実を結んだのではないか?

 一方、実際には科学的なコーチングやプログラムを組んでいるのかもしれないが、表向きはスパルタコーチの「根性」が目立つ女子バレーボールとソフトボールは苦戦を強いられている。

 また、「気合だ!」の女子レスリング浜口京子、金メダルに最も近いと言われ続けた柔道100kg超級の井上康生サッカー男子野球も金には遠く及ばない結果となってしまった。この4競技(種目・級)の共通点は、周囲が(そして恐らく本人たちも)「何が何でも金メダルだ」という過度な入れ込みにあったのではないのか?

 もちろんスポーツに絶対はない。最も実力のある選手が時には負けるのが勝負であり、時の運である。しかし、ここまではっきりと結果が出ているのだから、もうそろそろ気付いても良い頃なのだ。

 選手たちが自主的に考え、頭を使い、科学的かつ合理的にトレーニングする。コーチはそれをサポートする。メンタルトレーニングを重視する。そんな当たり前の事が本当にできているのか?

 コーチが、連盟のお偉いさんが、父親が、あたかも主役の如く張り切り、旧態依然としたトレーニングと精神論と金メダルへの期待を押しつけ、勝たせようとしているのではないのか?それが「健全な」スポーツのあり方なのか?選手の自主性はどこへ行った?

 いくら世界一の技術や力を持っていても、それを本番で出せなければただの二流選手である。建て前の「参加する事に意義がある」で押し通すなら、金だ銀だとはしゃぐな。全種目、出場選手全員を平等に報道しろ。本音は金メダルが欲しいのだろう。とにかく勝つために莫大なお金と労力をかけているのではないのか?

 それなら、威張るばかりのコーチ、糞の役にも立たない○○連の偉い爺ども、お前らみんな競技場の草むしりでも一生やってなさい。口出し禁止!

(オリンピックとごるふの関係の事を書こうと思ったのだが、つい熱くなってしまった。明日も続く、かもしれない)

本日の体重・・・68.8kg(ぼちぼちですわ)

  2004/8/25(145572hit) オリンピックからごるふを考察する


 さて、昨日は家にいると○から粗大ゴミ扱いされるので仕方なく午後3時という早い時間にもかかわらず横田酒店(どこや?)の立ち呑み屋でニンニクの無臭漬けと二級酒でへべれけに酔っぱらった推定68歳で無職の西口権蔵(誰や?)が、同じく常連の太田憲二(62歳元大工・・・ってだから誰やねん!)に一方的に喋っているような内容になってしまった。申し訳ない。

 その代わりといっては何だが、今日はピアノ・トリオが流れるホテル・オークラ神戸のスターライトラウンジでタンカレー・ロックを傾けながら静かな声で恋する人と語り合うような内容を目指してみた。あくまで目指しただけであるから、実際にそういう話になるかどうかは何とも言えないが。

 ごるふは技術が2割、メンソレが8割と言われている・・・って、それだとヒリヒリしすぎて困る。メンタルだ。つまり精神力の戦いであると。

 まあ、多かれ少なかれスポーツでは精神力がモノをいう訳だが、ごるふ以外のスポーツ、つまりオリンピックを見ていて、精神力の重要性が高い競技は何か、というのを考えてみた。

 精神力よりも根本的な技術が重要と思われるスポーツとしては、サッカー、野球、バレーボールなどの球技がられると思われる。根拠は、団体競技でプレー時間中フルに集中する必要がない事、自分からアクションを起こすのではなく、動くボールに対しある程度反射神経で体を動かす競技であるという点にある。

 ただ、サッカーでもPK戦になったり、野球で9回裏2アウト満塁2点ビハインドでのバッターなどは精神力が技術を上回る必要があるだろう。それでも、普通は技術と精神力の割合は7割:3割といったところか?

 技術も重要だが、最終的には精神力が勝負の分かれ目になるスポーツとしては、競泳、ほとんどの陸上競技、体操、柔道、レスリングなどが挙げられるだろう。っていうか、まあ殆どのスポーツはこの範疇に入るだろう。技術と精神力が5分5分ぐらいかな?(←根拠なし)

 そして、私が思う、ごるふ並に精神力を必要とされるスポーツ。それは、アーチェリー、射撃、そして陸上の投てき競技ではないかと思う。そしてそれらは、偶然というか奇しくもというか当然というか「より近くへ」という精度を競う競技と「より遠くへ」という飛距離を競う競技なのであった。そう、ごるふのコンセプトと非常に近い内容を持っているのであった。

 アーチェリーや射撃は、プレッシャーの掛かった状況で如何に普段通りのプレーができるかに掛かっていると思う。道具も自前のもので、自分の分身のように使い込んでいるし、変わるのはその競技を取り巻く環境と大会の重みだけである。そういうところはごるふにそっくりである。

 陸上の投てき競技も、言ってしまえば如何に理想の投てきを本番で出せるかが勝負のほとんど全てであるような気がする。理想のスウィングを積み重ねていくごるふにそっくりである。また、これは精神力とは関係ない話だが、私の師匠である田辺先生は、砲丸投げのグライド(投てき技術)は、ごるふのそれと力学的に非常に近い、と仰っていた。遠心力をいかに先端に伝えるか。それは力任せでは成し得ない、高度な技術である。

 しかし、こうして考察を重ねた上でもはっきりと言える事がある。それは、これらのスポーツよりもごるふの方が明らかに面白い!という事だ。

 その理由は、ごるふという競技が行われるフィールド(コース)が大変美しく広大であるという点である。この点だけで、ごるふは他のほとんどのスポーツの楽しさを凌駕していると言っても過言ではないだろう。

 また他にも、各コースが様々なバラエティに富み、様々な障害や起伏があり、プレーに様々なテクニックが必要とされるという楽しみもあるし、さらに長時間プレーを楽しめる、様々な自然条件下でも行われるという面白さもある。

 これら全ての楽しさをたった1つのスポーツで味わえるのである。やっぱりごるふは最高だー!!ってどこが恋する人と語り合うような内容やねん俺。

本日の体重・・・68.9kg(チョコレートな日々)

  2004/8/27(146439hit) あれよあれよ

8/19・きさいちCC・竹松・Bグリーン・Par72 晴れ
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out total
par 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 72
score 4 3 5 5 4 3 5 5 4 38 4 3 4 5 4 3 4 6 5 38 76
topics     *1       *2                     *3 *4   
putt 2 1 2 2 2 2 3 2 2 18 2 2 2 1 2 1 1 2 2 15 33

*1・・・セカンドを左へ引っかけ、アプローチで同伴競技者のボールに当てる。
トホホ度1

*2・・・6アイアンのセカンドショットが珍しく完璧に当たったものの、3パット。 トホホ度1

*3・・・3打目、残り60ヤードのバンカー越えのアプローチを絵に描いたようにバンカーへ。トホホ度5

*4・・・ティーショット、セカンドショットとも精彩を欠く。寄せもいまいちでした。トホホ度2

ウホホ32点(パー2点x14個 + 寄せワン1点x4個) VS トホホ9 でウホホの勝ち!

項目 今回 推移 2004年平均
アベレージスコア
Scoring average
4ボギー 76
(+4)
84.9
平均パット数
Putting average
1.833
(33)
1.901
(34.22)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
0 4.8
(0.8/18)
パーセーブ率(%)
Par saving average
77.8
(14/18)
45.6
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
100 82.8
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
61.1
(11/18)
38.9
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
100 84.2
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
50.0
(7/14)
70.9
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
226.4 225.2
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
57.1
(4/7)
34.1
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
67.9 75.1
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
100 68.8
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
76.5 61.4
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
75.0 66.8

 ドライバーの調子は悪かったのだ。チョロやOBは無かったものの、イマイチの当たりが多く、ダックフックに近いショットも2回あった。最後まで良いイメージを思い出せなかった。

 しかし、この日はそれ以上の大きなミスが無く、前半アイアンが最近になく絶好調。気をつけたのは、「左腕を伸ばす」事と「バックスウィングを速くする」事、そして「トップの間」で、これがうまくはまったらしく、前半7ホールでパーオン。パットもまずまずで、気がつけば2オーバーで折り返しである。

 後半、徐々にアイアンは本来のトホホを取り戻しイマイチのショットが続くものの、自分自身に「いい気になるないい気になるな」と言い聞かせ、何とか7番ホールまではパー。パーオンを逃した3ホールを奇跡的に寄せワンでしのぎ、この時点で夢のパープレー(ハーフで)も見えてきた。

 しかしそうなると頭の中は「パープレー」の事で一杯である。迎えた8番ホール、「よしここはドライバーは8割の力でパープレー・・・・ちがう!8割の力でしかもゆるまないようにパープレー・・・じゃないって!思い切って、しかも力まずに・・・・よし、まずまずだ。これでパープレーだめだだめだ。次が大事だ7Wでグリーンの近くまで持っていけばよいそうすればパープレーってそんな事は考えるな気楽に行くんだ飛ばさなくてもいいんだ・・・よし。まずまずだ。残り60ヤードだ。これを乗せるんだ乗せるだけでいいんだ。でもここは奥へすごく早いぞ奥へこぼれたらパープレーできないぞいかんパープレーの事は考えるなバンカーを越えればいいだあっ!短いよ。やっちゃったよ。もうパープレーなんて無理だいやとにかく1回で出すことだけを考えるんだ。よし、出たぞ5mオーバーだけどこれを入れればパープレーってとにかくしっかり打つんだしっかりだ・・・ああ、ショートしちゃったよボギーか」そして最終ホール「よしここでバーディーが来ればまだわからないいやそうじゃない1打1打丁寧にえーい!あっちゃー!とんでもないへっぽこ引っかけ球だバンカーに一直線だやばい入ったらバーディーどころかボギーも危ない。行ってみるとボールはバンカーの先へ。よしこれでバーディそしてパープレーいかんいかんいかん!とにかく乗せるのだ。しかし6アイアンは無情にもダフリ、グリーン手前へ。しかもラフにずっぽりと埋まっている。いかんパープレーどころかダボまであるぞ。おちつけ」 ここでやっとパープレーの呪縛から逃れた私は4mに付け、パットは無情にも左へ外れたもののボギーで納めたのであった。

 後半も2オーバー。という訳で、4オーバー76とベストスコアを更新したこの日のラウンドであった。最後の最後で2連続ボギーはちょっと頂けない。っていうか、やっぱり
うれしいナリ〜〜〜!!

本日の体重・・・68.9kg(チョコレート食ってません)

  2004/8/28(146939hit) ○のレベル


 昨日の夜、○といつものようにごるふ談義に花を咲かせていた。○もこのところ絶好調で、今年に入ってから自己ベストをどんどん更新し、先月は94、そして一昨日は91ととんでもないスコアを出せるようになってきた。

 91といえば、つい数年前までの私の目標スコアである。内容も、1バーディー(10ヤードのアプローチがチップイン)、3パー(3つともパー3のホール)、9ボギー、4ダボ、1トリプルとほぼ文句のつけようがない。いつか追いつかれ、抜かれる日が来るかもしれない。ごるふだけは私が優位を保ってきた我が家で、この逆転現象が起きるともう私には居場所がなくなってしまう、みたいな。

 いや、ごるふ談義の話である。最近の○の成長に伴って、○が私に喋る内容がどんどん高度になってきているのだ。また逆に、私がラウンド中に考えたり思ったりした事を○も実感として理解できるようになってきている。

 例えば、バンカー越えでピンがすぐその先に切ってある60ヤードのアプローチ。そう、昨日の私の、松コース8番ホールのシチュエーションである。パーオンのアプローチだから、無理に難しいピン位置を狙っていく必要はないのだ。

 しかし、私は狙った。理由は、ライが良かったこと、60ヤードはSWのスリークウォータショットで、高く上げてある程度止める事が可能と考えたこと、できればバーディーが欲しかったこと、ある程度このショットに自信があったこと、などである。

 これが、ライが悪かったり、P/Sのフルショットだったり、記録を狙っていないラウンドだったりすれば別の選択(グリーンセンターを狙う、保険をかけて安全な場所を狙うなど)をしていたかもしれない。

 結果的にはフェースを開きすぎてショートし、バンカーに入ったわけだが、だからといってこの選択が間違いだったとは思わない。なぜなら、上記のように狙う理由が明確であったからである。安全にバンカーを避けてパーオンさせればパーを取れたかもしれないが、それは違う。自分の技術と判断を信じてプレーしないと、そこで上達が止まってしまうような気がするのだ。結果は結果であり、狙いは正しかった(と思いたいだけかもしれないが)。

 とまあそういうような話を、○とできるようになってきたのだ。これは嬉しい。○もやっと、私のレベルまで追いついてきたのだなあ。これも、私という目標と師がいたからこそ・・・あ、いや、すべて毎週練習をしている○自身の努力の賜物ですね、はい。

本日の体重・・・69.1kg(いかん、大台までもう少しだ)

  2004/8/29(147220hit) アナウンスと保守と「道」


 スポーツのアナウンス、特にニュースでダイジェストを放送するアナウンスには、旧態依然というか古色蒼然と言うか厚顔無恥というか十年一日というか、とにかく手垢がついて真っ黒になった表現が臆面もなく使われている。

 特にプロ野球でその傾向は顕著である。一回にいきなり打たれた先発ピッチャーはいつも「立ち上がりがピリッとしない」し、エース級のピッチャーが打たれたら「大誤算」「大乱調」といわれるし、代打の起用が当たれば「ドンピシャ」だし、逆転前のファインプレーや相手チームのエラーは「流れが大きく変わる」きっかけだし、ホームランはいつも「夏(秋)の夜空に高々と上がる」し、終盤に追い上げたが負けたチームは「反撃もここまで」だし、打たれた救援投手はいつも「火だるま」だし、逆転サヨナラは「しかしドラマは九回裏に待っていました」だ。

 オリンピックでは、いつもアナウンスしない競技を解説するためか、新鮮で心を打つアナウンスが多い。解説者は「ガンバレ」と「やったー!」を絶叫し、それにつられてアナウンサーも声が上ずってくる。NHKのアナウンサーでさえそうである。そしてそれは、決して不快なものではないのだ。

 しかし、普段なされるスポーツ中継の何と陳腐なことか。無意味に大声を張り上げ(特に民放)、没個性で常套句ばかりが並び、平気で日本語を間違え、そして退屈極まりない。もう一種の伝統芸能になっているのだろう。「アナウンス道」である。

 日本独自の「道」は、柔道、剣道、華道、北海道、動く歩道などに代表されるように、その伝統を守り、形式美を保っていく部分に大きなエネルギーが費やされる(北海道は雪像を作るのに大きなエネルギーが費やされ、動く歩道は歩道が動くことに大きなエネルギーが費やされる)。つまり、極めてコンサバティブなのだ。

 伝統を守っていく事は必要だし、大きな労力や努力が伴うケースもある。しかし一般的には、一度形を作ってしまうとそれを維持していくのは楽な場合が圧倒的に多い。別の言い方をすると、想像力の欠如であり、手抜きであると言えなくもない。

 さて、伝統・保守という観点でごるふを見た場合はどうか。スウィングに関しては、先人たちが血のにじむ努力の末作り上げた基本はあるものの、これまでそれこそ星の数ほどの改良と変化が加えられてきた。つまりまだまだ発展途上であり、道具や体格の変化によりこれからも進化し続けるだろう。

 道具の進化は言うまでもない。様々な規制が必要なぐらい進化している。いっそのこと、全ての規制を無視して史上最高にやさしく飛んで曲がらないクラブやボールを作ってみれば面白いと思うのだが。

 ごるふコースは、設計家が一度作ってしまえば改造しない限り変化しないように思いがちだが、コースは生物によって成り立っている訳だし、木々の生長、土壌微生物の変化、芝の変化などは長いスパンでどんどんと変わっていく。毎日草を刈り、芝をならして現状維持に努めているように見えても、変化を前提とした現状維持なのである。

 こうして考えてみると、ごるふほど保守的な考えが似合わないスポーツはないと断言できる(勝手に手前味噌の屁理屈で「断言できる」と言い切る私はいい加減なやつだと断言できる)。

 だから、試合でバーディーを取って喜んだら正座させられたり、先輩の言う事はどんな理不尽な事でも絶対服従だったり、ごるふは団体競技であると言って憚(はばか)らないような、ごるふに「道」を持ち込む大学ごるふ部やごるふ連盟は大嫌いだ。

 さらに、態度も声もバカみたいにでかく、あたかもHDCPを「段位」と思い込み数字が少ないほど偉いと勘違いし、そのくせ目土の一つもできないような上級者も大嫌いだし、おまいらみんな絶滅しろと私は声を大にして言いたいのであった。

本日の体重・・・69.5kg(真夏の夜の夢である)

  2004/8/30(147510hit) 息子の日記から

 もうすぐ夏休みが終わってしまうので、昨日、おとうさんにプールへ連れて行ってもらいました。おとうさんは「ごるふの練習に行きたいなあ」と言っていましたが、前から約束していたのでだめです。するとおかあさんは、「私はごるふの練習に行っとくわ」と言いました。おとうさんは「いいなあ」と言いました。

 家の近くにある、しえいの室内プールへ行きました。大きな建物で、駐車場も広いです。おとうさんは、「はこものぎょうせいの典型やな」といいました。僕は意味がわからなかったけど、「そうやね」と言いました。おとうさんの言うことはかっこよくていつも正しいのだ。

 ロッカーで着替えて、いよいよプールに入ります。僕は学校では10mぐらいしか泳げません。どうしてかというと、息つぎが苦手だからです。だから今日はおとうさんに息つぎを教えてもらうのです。無意味にきょろきょろするおとうさんを引っ張って、プールに入りました。そのときおとうさんは、「オバ■ンばっかりやんけ」とひとりごとを言いましたが、どういう意味かわかりませんでした。

 最初は泳ぐところを見てもらいました。そしておとうさんは、いろいろなことを教えてくれました。僕は必死に練習しました。そして、だんだんクロールの息つぎができるようになってきました。

 でも、おとうさんはすぐきょろきょろして、僕をあんまり見てくれません。そして、「ヤンママとかおらんかなあ」とか「監視員のおねーちゃんが・・・」とか、「10代前半以下と40代以上が居て、何でその中間がおらんねん」などとつぶやいています。おかあさんがいないとおとうさんはよくこういうひとりごとを言います。

 僕は、「もっとちゃんと教えてえや」と言いました。すると、はっと我に返ったようになって、「よし、だいぶ泳げるようになったし、25m泳いでみよか」と言いました。

 まだちょっと自信がなかったけど、中級者用と書いているレーンに移り、25mにトライです。最初は、20mまでいった時に水を飲んでしまい、失敗しました。2回目は、15mでしんどくなって止まりました。おとうさんは、「リズムだ。イチ・ニー、イチ・ニーと頭の中ででリズムをとって泳ぐのだ」と言いました。

 3回目は、おとうさんが横についてくれて、「イチ・ニー、イチ・ニー」と言ってくれました。僕はそれを聞きながら、一生懸命泳ぎました。そして、ついに25m足をつかないで泳ぐことができた。おとうさんは「やったなー!」と言ってハイタッチをしました。

 2時間ぐらい泳いで、家に帰りました。おかあさんはまだごるふの練習から帰ってきていません。おとうさんは疲れてすぐに寝てしまいました。

 僕は、せめて若いおねえちゃんがいてたら、ごるふの練習に行けなかったおとうさんも救われただろうなあ、と思いました。

本日の体重・・・69.2kg(またチョコレートをもらってしまった・・・)

  2004/8/31(148080hit) 久々の練習と左肘

 ども。ruikoさんの書き込みのお陰で、さっきから頭の中でヒゲダンスの音楽がエンドレスで再生されている編者です。

 さて今日は久々の練習ネタ。私が練習の話題を書く時、いつも枕詞は「久々の」だ。これではいけない。まるで私の名前の前に「恐妻家の」とか「お馬鹿の」とか「ごるふに人生の120%をかけるスーパートホホ男の」とかを付けてしまうのと同じである。って同じじゃないか。

 と言いつつ165球。そのうちアプローチを半分。8月10日に唐突に悟った、「左腕伸ばすぜ伸ばすぜぐんぐん伸ばすぜぇぇぇぇ!作戦」でだいぶ安定して打てるようになってきた。

 今までの私だと、最初の5球や10球は平気で「お前クラブ握ってまだ1ヶ月?」みたいな球を打ち、つまりトップしたりダフったりして全くまともに飛ばず、情けないやら悔しいやら、心の中で自我を罵倒し殴り倒し、ちょっと冷静になったところで「そういえばここに気をつけるのだったそうだそうだ」と思い出し、それからやっとまともな球が出だすというパターンであった。

 しかし「左腕伸ばすぜどんどん伸ばそう公文式」作戦を採用するようになってからは、練習1発目からきっちり当たるようになってきた。っていうか、単に記憶力が悪かっただけという意見もあるが。

 そして、そう左腕を伸ばすといえば、最近、高野さんのウェブで面白いTipsが発表されていたではないか。「Hoganの左肘」と題されたそれには、左肘の内側を空に向けるようにセットアップすると、トップで左肘が折れないのではないか?という事が書かれてあった。

 このTipは、はるか昔、私が小学生の頃意識していたような気がする。その時1度だけ教わったレッスンプロに習ったのか、父親から習ったのか、はたまた樋口久子のレッスン書(小学生の時に「非力な子供だから女性向けのレッスン書が良いだろう」と考えて自分で買ったのだ。今から考えると、何て理知的で行動力のある子供なのか。今の私と同一人物とは思えない)に書いてあったのか定かではないが、結構長い間注意していたような気がする。

 しかし時は流れ、理知的でも素直でもなくなった私はいつしかその教えを忘れていた。今こそ試す時である。

 左肘の内側は、普通にセットアップすれば右腕のやや前方を指す(図1)。


図1:左肘の内側にティをくっつけた


 それを、空に向かうよう、軽く外転させるのだ。(図2)
 


図2:ティの先はほぼ正面を向いている

 これにより、確かにトップまで左肘が折れにくく、しっかり伸びる。そして不思議なことに、左肘をこうして外転させてセットアップしても、トップで左肘がおさまる位置や角度が、外転させない時とほとんど変わらないのだ。しかし左肘は曲がらない。不思議である。

 これは、恐らく肩関節の角度が微妙に違ってくるせいだと思われる。というのも、図1と図2でスウィングした時、トップ位置で左脇の開き方が微妙に違うからである。もちろん、図2の方が脇が締まっていい感じなのである。

 能書きはこれくらいにして、実際に球を打ってみた感想はどうかというと、これが大変良い感じなのだ。特に、アプローチでその効果は抜群である。アドレスしたところにヘッドが自然に返ってくる。

 しかし、スウィングプレーンが微妙に変化するのか、方向のイメージが少しずれる気がする。少し外に飛んだり、やや引っかけ気味に飛んだりする。しかしこれは慣れの問題だろう。高野さんが書いておられるとおり、研究が必要だと思われる。

 ただ、その方向性のずれは、長いクラブになるほど顕著に表れてくる。ショートアイアンではまだ許容範囲だが、ドライバーではとんでもないスライスやダックフックがたまに出る。

 アプローチだけに留めるべきか、それとも思い切ってこの形をマスターするか?夏休み最後の日に手つかずのドリルを発見してしまった小学生のように(全然例えになっていないって)私は現実を前にして悩むのであった。
 

本日の体重・・・69.1kg(僕は陽気な菓子好き息子)



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