日記30

2002年12月16日〜31日

2002/12/16(16486hit) EMCワールドカップ


 衝撃の通知を受けて3日、ようやく精神的に落ち着いてきたと思ったら今度は風邪を引いた。木曜日のラウンドの後から、ちょっとイヤな予感がしていたのだ。寒気がするし、洟は出るし、くしゃみは出るし(って、その段階で完璧に風邪じゃん)、それが昨日の忘年会でダメ押しとなったようだ。したがって、今日はちょっとブルー入ってます。

 しかし、そんな気分も「マル・伊沢優勝」のニュースを聞いて吹き飛んだ!なんと、あの伝説となっている中村寅吉と小野光一の優勝以来、45年ぶりだそうである。

 早速某国営放送の電波を直接脳で感じ(意地でも視聴なんてしないもんね)、2人の快挙を堪能した。いやあ、マルのドライバー、伊沢のアイアン、そしてマルのパットと歯車ががっちりかみ合うとはまさにこの事か、というラウンド(陳腐な表現だが、他に言いようがない)であった。

 結局、アメリカチームの自滅(最終ホールダブルボギー)で優勝したわけだが、もしトムスとミケルソンが最終ホールパーでプレーオフになっても、あの状況では負ける感じはしなかった。それだけ2人のゴルフは素晴らしかったし、フォーサムで最終日66は2人の底力の証明でもある。

 優勝カップを手に、子供のようにはしゃぐマルちゃんの笑顔と今年見られなかった伊沢のホッとした表情は、「ハンデが一つ上がったくらいでそんなにへこむなよ!」と語りかけてくれているようで、ちょっとブルーが晴れたような気がした(きれいにまとめ過ぎのようだが、他に落としようがない)。

本日の体重・・・68.6kg(忘年会でキれた)

2002/12/17(16571hit) 先日、練習場で(1)


 今日は面白くも何ともない話を一つ。

 先日練習に行ったとき、横の打席に一人の男がやってきた。年の頃なら50前後、身長180cm、体重90kg、まるでゴリラのような体格である。そして予想通り、顔もゴリラのようである(なんて書くと失礼だが、本物のゴリラは字が読めないから問題ないだろう)。

 クラブをみると、「一筆書きで下手に書いた富士山」のようなマーク。そう、あれである。あのプロがプロデュースしている、恥ずかしくなるような名前のあのクラブである。そういえば、そのゴリラの服装、立ち居振る舞い、表情もまさにそのプロを彷彿とさせる。おお、久しぶりに発見した、絶滅寸前の○ャ○○入道だ(断っておくが、ジ○○○には罪はない)。

 たまたま入った喫茶店でネーポンをメニューに見つけた時のように私はうきうきした気分になり、早速観察を開始した。まず、ゴリラ男はサンドウェッジらしきクラブを持ち、ティーアップされたボール(そこは自動でティーアップされるのだ)を片手でいきなり打ち出した。それも、かなりのスピードである。ボールが出てくるのが早いか、クラブが振られるのが早いかというペース。で、飛んで行く球は・・・その時の打球音で想像していただきたい。

 打球音「ごき。こーん。こーん。ぶちゅ。こーん。こーん。こーん。ぶちゅ。ごき。ごき。こーん。」(おかしな宗教の朝のおつとめ風景の音ではない。念のため)

 次に、もうドライバーだ。○○ン○入道はドライバーが大好きという性質を持つが、ゴリラ男もご多分に漏れずそうらしい。そして素振りももどかしくおもむろに球が打たれた。ものすごいスイングだ。ヘッドスピードは50m/s以上はあるだろう。その豪快なスイングから打ち出されるボールはとてつもなく高く舞い上がり、ネットの上段に突き刺さる。惜しむらくは、そのネットが側面のネットである事だ。しかし、正面のネットへ行った時は、十分300ヤード近いドライブを想像させる。

 色々な意味で圧倒され、私は自分の練習に戻る事にした。しかしその時、とんでもない災難が私の身に振りかかってくるなどとは想像すらしていなかったのであった。

本日の体重・・・68.6kg(増えるのは一瞬なのに)

2002/12/18(16650hit) 先日、練習場で(2)


 昨日の続きである。今一度念を押しておくが、面白い話ではない。期待しないように。

 しばらくはゴリラ男のことを忘れ、熱心に練習していた私であるが、突然の悲劇が私を襲った。そう、それは突然だった。

 そのおっさんが打ったボール、そのゴリラ並みの体から繰り出されたドライバーショットが、てんぷらになったのだ(念には念を入れて断っておくが、いきなりおっさんがゴルフバッグからカセットコンロを取り出し、どこからか油で満たした鍋を用意し、練習用ボールに衣を付けて揚げたわけではもちろんない)。2回打席のひさしを直撃したそのボールは、大きな音を立て、わずかに左へ軌跡を変え、私の打席に飛んできた!そして、体をかすめ、私の大事なゴルフバッグを直撃したのだ。

 いくらゴリラでも、して良い事と悪い事ぐらい判るだろう。私は呆然としつつ、やや非難がましくおっさんの背中を睨み付けた。すると、おっさんはあろう事か私をじろりとにらみ返し、何事も無かったかのように再び球を打ち出した。

 箸が転んでも片頬をちょっと吊り上げるぐらい冷静で、車に乗っていてもクラクションを鳴らすのは1日5-6回という温厚な私であるが、この時ばかりは切れた。と言っても、相手はゴリラ男である。ひょっとして、危ない職業の人間かもしれない。ここは、冷静に対処する必要がある。

 私はおもむろにドライバーを手にとり、渾身の力を込めておっさんの頭めがけてクラブを振った。そう、あたかも目の高さの木に引っかかっているボールを打つが如く。

 「ビシュ!」

 快音を残し、おっさんの頭はとてつもなく高く舞い上がり、ネットの上段に・・・・

本日の体重・・・68.3kg(コツコツと)

  2002/12/20(16808hit) 小雨のラウンド

きさいちCC・竹松(Aグリーン)
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out 1 2 3 4 5 6 7 8 9 in total
par 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 72
score 4 5 6 6 4 4 5 6 5 45 4 2 6 6 4 3 5 6 4 40 85
putt 2 3 2 2 2 2 2 2 3 20 2 1 2 2 1 2 3 1 2 16 36

項目 今回 推移 今年
アベレージスコア
Scoring average
1バーディー
8ボギー
3ダボ
85 87.7
平均パット数
Putting average
2.0
(36)
1.957
(35.23)
パーセーブ率(%)
Par saving average
38.9 35.7
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
83.3 77.5
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
44.4 31.2
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
83.3 80.6
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
85.7
(12/14)
62.9
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
211.4 211.2
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
16.7
(1/6)
27.0
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
78.6 70.9
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
58.3 62.8
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
75.0 64.8
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
73.1 68.6


 この1週間は風邪により練習できなかった。久しぶりにぶっつけ本番のラウンドである。しかも、今日は朝から小雨。一抹の不安を感じながら竹コース1番ティーに立つ。

 思ったとおり、何となくちぐはぐな感じだ。1番は何とかパーだったものの、2番パー3でティーショットの6アイアンをチョロ。寄せも寄らず、3パットのダボ。3番もドライバーをチョロ、フェアウェイウッドもチョロ。3連続チョロである。トホホ。3打目の100ヤードも引っ掛けてバンカーへ入れてしまい、またダボ。いかん。

 ただ、このあたりで体に力が入っている事に気づき、ショットは良くなっていくのだが、今日の最大の難関はグリーン周りであった。そう、久しぶりの雨と目土されたグリーンで、いつもの7割ぐらいしか転がらないのだ。

 それでなくてもジャストタッチで打っていく私である(嘘である。単に根性が無くてショートするだけである)から、5m以上のパットはことごとくショートである。1.5mぐらいがいくつか入ったのでまだこの数字(36パット)でおさまったが、内容的には40パットしてもおかしくなかった。やっぱりパットがパっとせん(100年前のギャグ)。

 おまけに芝が薄くなってきて、アプローチも難しくなってきた。寄せワンのチャンスは6回(50ヤード以上のアプローチとバンカーからの寄せは除く)あったものの、そのうち成功したのがたった1回。しかも6回のうち3回はエッジからであるから、それでこの確率はまさにトホホである。

 いくらショットが良くなっても、グリーン周りから3打も4打も費やしているようでは上級者への道のりは遥か険しいといわざるを得ないだろう。


 最後に、本人以外面白くも何ともない新企画をどうぞ。

本日のベストショット
(或いは鼻持ち
ならない自慢)
松2番
(パー3)

ピンまで170ヤード、やや打ちおろしのパー3。ピンが奥なので、思い切って1番手上げ、5アイアンでフルショットすると、軽い手ごたえを残し、ボールはピンに一直線。霧に煙って見にくかったが、先行組が大きな声で「入れ!」と言ってくれた。見に行くと、ピン横50cmに。「ホールの2cm横を通ったよ」との声に、思わずにやり。年に1回のファインショットだった。
本日のワーストショット
(或いは本来の実力)
松3番
(パー4)

ドライバーはこすり気味ながらまずまず。残り180ヤードのきつい砲台グリーン、7Wで狙うも左へ引っ掛け、白杭のわずか手前、残り30ヤードのつま先下がりのライへ。上げるか転がすか悩んだ末、転がしたらラフに食われてグリーンオンせず。結局そこから寄せツーでダボ。完全にジャッジミス。なまじ寄せようと思ったばっかりに・・・
本日のトホホショット
(真骨頂)
松4番
(パー5)

ドライバーはまずまず。2打目残り280ヤード、150ヤード先の丘と木を越えるつもりで7Wのフルショット!かいしんのいちげきだ!しかし木に直撃!真左に跳ねてきついつま先下がりのベアグラウンドへ着地!出すだけ!寄せツー!ボギー!トホホ!

本日の体重・・・68.0kg(運動−出前のピザ=プラマイゼロ)

2002/12/21(16883hit) 上手くなるのは難しい


 前回のラウンドでつくづく思った。上手くなるのは本当に難しい。自慢のように受け止められるかもしれないが、誤解を恐れず書く。

 私の場合、100を切るのは難しかった。しかし、それは単なる練習不足であり、週に2回練習して球がそこそこ前へ進むようになり、ドライバーのチョロが減ってきた時、「とにかく前へ球を進めればいいんだ」と考えられるようになり、それから100は簡単に切る事ができた。

 そこから、90を切るのもすぐだった。アプローチの練習を徹底的にしただけだ。残り50ヤードからの大きなミスが無くなった時、アイアンショットが殆どトップであろうが、ドライバーが当たり損ないだろうが、OBが1〜2個、3パットが3〜4個の範囲にあれば、90前後で回れると解った。

 しかし、そこまでで私の進歩は停滞してしまった。平均スコア85と90のたった5ストロークの差は、90と100の10ストロークの差に匹敵する、いやむしろそれよりも大きいのではないか。

 平均90の人が平均85以上にするためには、総合的なゴルフ力(?)が要求されるような気がするのだ。ショートパットの正確性、ロングパットの距離感、アプローチの精密性、アイアンの確実性、そしてドライバーの一貫性。1つや2つ欠けても、瞬間的に85以上のスコアを出すことは可能だろうが、コンスタントに85以下のスコアで回るためには穴があってはならないだろう(もちろん、コースマネージメントやメンタル面でのタフさも重要だが、ここではあくまで技術的なことを主眼に考える)。

 常識的に考えれば私に必要なのはパットの練習という事になりそうだが、こればかりは難しい。

 だって、パットは嫌いなんだもーん。

本日の体重・・・68.0kg(忘年会シーズンなのに・・・)

2002/12/22(16921hit) マルちゃんのインタビュー


 ああ、忙しい。何やかんやと雑用(仕事も)があり、ネタを考える時間が無い。今日はストックネタを。

 先日の朝日新聞夕刊に、マルちゃんのインタビュー記事が載っていた。もちろん、ワールドカップに優勝する前のインタビューだからそれには触れていないが、この1年を振り返るという趣旨のものだ。以下、それを読んでの感想を。

 まずは、プロフィールで驚いた。身長が169cmしかないのだ。小さいとは思っていたが、それでも175cm前後はあると思っていた。私(164cm)よりも大きいが、それは比べるものが間違っている。でも、チビの私としてはちょっと嬉しかったりする。

 全英オープンの最終日トップに立つも最終的に1打差の5位については、コメントでは「満足しました」とか言っていたが、「内心は、そのへんのものを片っ端から壊したくなるぐらい」悔しかったらしい。さすがにプロである。あんまり腹が立って寝られないと思ったから、疲れるために試合の夜に腹筋を500-600回したそうだ。それでも寝られなかったとか。さすがにマルちゃんである。お茶目である。

 また、トップに立った時点で「絶対勝ったと思いました。勝ったと思って負けたのは初めて」だったらしい。この言葉は、色々な意味を含んでいると思う。深い言葉である。(自信、過信、井の中の蛙、上には上、メジャーの重圧、トッププロへの仲間入り、ゴルフの怖さと奥深さ、これらの言葉を使って丸山選手のその時の心情を適切に述べよ。10点)

 最後に、彼の強さを示すエピソード。「学生時代まで絶対のチャンピオン街道を歩いてきた」のに、プロになって注目されるのに勝てない。まさにどん底。しかし、「トーナメントでは毎週、最後まで残って『丸山さん、もう練習場は終わりですよ』といわれるまで練習」したらしい。やっぱり、世界で勝つ男は違う。

 やはり、人は不幸を知って初めて幸福を得られるのだ。そういえば、大晦日の第九も「苦悩を突き抜けての歓喜」がテーマですね、と無理矢理こじつけて今日の日記はおしまい!さーて、これから呑み会だぜ。

本日の体重・・・68.0kg(努力しても落ちない)

2002/12/23(16950hit) 今年の10大ニュース(1)


 とうとう今年もこの季節がやってきた。一年間を振り返り、反省し、来年への展望を考える決算の時期だ。今年のラストラウンドは26日だから、数字の細かいことはそれ以降という事で、今日からは何回かに分けて我が身に振りかかったゴルフ関係のニュースを取り上げてみたい。

 しかし、今年は大きなニュースになるようなことがあまりなかったなあ。ひたすらラウンドしていただけというような気がする。地味な一年だった。果たして取り上げる事が10個もあるかどうか疑問だが、そこは舌先三寸ならぬ筆先三寸ででっち上げよう。


 10、しゃくなげ杯(11/7)でドラコン獲得

 ダブルペリアだし、10位入賞は別に大した事がない(おまけに飛び賞だし)。しかし、獲りたくてたまらなかったドラコンをゲットした。3年越しの夢であり、これは本当に嬉しかった。でも、この日は飛ばし屋で有名な人が実は休んでたんだけどね。


 9、ゴルフ人生最大の発見を3つもした

 日記を読み返していただければ判るが、右ひざの我慢、グリップゆるゆるの効能、そしてアドレスの重要性。この3つが如何に大切な事かを何度も何度も何度も何度も再認識した1年であった。しかし、再認識したにも関わらず成績は良くなっていない。まあ、ゴルフとはそういうものだ。


 8、アプローチの打ち方が固まった

 SW或いはAWを使ってのチップショットが、かなりまともに当たるようになった。チャックリやトップが激減し、安心して打てるようになってきた。しかし、固まったにも関わらず成績は良くなっていない。まあ、ゴルフとはそういうものだ。


 7、 ウェブ開設1周年を無事迎えた

 まあこれは続けていればいずれは迎えるものだからニュースでも何でもないのだが、根気が人の100分の1もない私にとっては画期的なことであろう。しかも、毎日毎日下らないことをよく思いつけたものだ。我ながら呆れる。しかし、もっと呆れるのはそんな下らない日記を読み続ける人たちが50人近くいることだ。人生は短い。こんな馬鹿なウェブを見ている暇があったら、もっと有意義な事に時間を使ったほうが良いと心から忠告させていただく。

 明日に続く。

本日の体重・・・68.7kg(今までの苦労が一夜にして・・)

2002/12/24(17011hit) 今年の10大ニュース(2)

 クリスマス・イブである。心ときめく(下心という名の心だがだが)若者たちの一大イベント。私も若かりし頃はレストランを予約したりレストランの予約を取り消したりコンサートのチケットを2枚買ったりそのチケットを直前になって友人に譲ったりプレゼントを買ったりそのプレゼントを夕陽に向かった投げたりしたものだ。それが今では一人寂しく下らない日記を書きなぐっている。今私は、遠くを見る目つきをし涙で頬を濡らしているが、そっとしておいてね。

  では、恒例の10大ニュースの続きである。6位から4位まで、どうぞ。

6 父親を完膚なきまでに叩きのめす(8/23

 すでに還暦を迎えた父親に、やっとの事で勝つことができた。これも親孝行である。住むところも離れてしまい、父親の興味もゴルフから庭いじりや釣りに移行してしまったので今後はそれほど一緒に回る機会は無いかもしれないが、今後は連戦連勝を目指すつもりである。それもまた親孝行である(家を建ててやるとか、車を買ってやるとか、小遣いをあげるとか、そういう事は考えないらしい。自分勝手な親孝行である)。

5 HDCPが1つ下がって1つ上がった

 ショックである。去年の4月にはじめてもらったHDCPが17、11月に16になり、それから8ヶ月かかってやっと15までこぎつけたのに、12月の更新で再び16に逆戻り。トホホ。まあ、今年はスイング改造で上達が停滞したと思い込む、思い込む、思い込む、思い込む・・・・

4 ハーフラウンドの自己ベストを更新(3/14

 3バーディ、2ボギー、1ダブルボギーで36(パー35)、1オーバーは自己最高であった。何かに取り憑かれたようなラウンドだったが、後半は4ボギー2ダブルボギーと平凡なスコアに終わってしまった。しかし、スコアカードに2や3の数字が多いと、スコアの計算が楽である。いつもは5とか6とか7とか8とか9とか・・・


本日の体重・・・68.7kg(2日連続忘年会だったのだ)

2002/12/25(17090hit) 今年の10大ニュース(3)


 年末の1大イベントである10大ニュース発表であるが、全く盛り上がらないまま終わろうとしている。まあ、別に盛り上がっても盛り上がらなくても世間は変わらず、師走で忙しいわけだし、他人のゴルフの10大ニュースなんてどうでも良いと思う(私でも、他人のゴルフの10大ニュースなんか読みたくない)。一人相撲をしているような気がして、ちょっと寂しい気持ちになるが、それを考えればこのWeb日記自体の存在が危うくなるのでもう考えない事にする。よーし、無理矢理でも明るくいこう!

  いよいよベストスリーの発表だ!みんな、用意はいいかい!では、ひあうぃごう!!

3、ドローが打てるようになってきた

 夢の弾道、ドローボール。上級者の証、ドローボール。ゴルファーなら一度は夢見るドローボール。こすり球とは反対のドローボール。距離が出るドローボール。目標の右へ打ち出すドローボール。つま先上がりからしか打てなかったドローボール。つま先下がりからは打ちにくいドローボール。人様の物を盗むのはドロボー。
 そのドローが、ようやく自分のモノになりつつある。誰も見たわけではないからそう言っておこう(本当は、引っ掛けフックに近い球しか打てなかったりするのだが・・・)。少なくとも、へろへろのこすり球は激減した。

2、パターを買い換えた(3/29)

 ホワイトホット・2ボールパター。今大ブレイクしているこのパターをいち早く導入したのは今年の3月末の事だった。それ以来、平均パット数は2.009(今年1月〜3月)から1.942(4月〜12月)と確実に良くなっている。たった0.067ストロークと言うなかれ。1ラウンドにすると1.2パットである。○万円で1ストローク買えたわけだ。この分だと、あと3ストロークパット数を減らすためには、3回パターを買い換えればいい?

1、正式にプロに習い始めた

 そうなのである。クラブを握って30年、レッスンプロに正式に教わったのはこれがはじめてである。それまで、小学校時代に1回(このことはいずれまた書くつもりだ)、30を過ぎてから3回、単発で教えてもらった事はあったが小学校の時以外、どうもしっくりこなかった。しかし、東香里ゴルフセンターで田辺プロに教わりだした妻がどんどん上手くなるのを見て、このままだといつか負けてしまうと危機感を抱き、思い切って習う事にしたのだ。
 習いだして良かったことは今まで何度も書いてきたので割愛するが、困った事が1つある。それは、習っているのに上手にならないという事が、余程私に才能がないか、下手糞かという証明になりはしないか?この先、ずっと先生に教えてもらって、しかし全然成績が変わらない場合、「○年間プロに習っています」というのがだんだん恥ずかしくなってくるに違いない。「なんだ、プロに習っててこの程度か」なんて思われそうだし。

 よし、来年からは、習い続けているにも関わらず「習っていない。もう止めた」と云う事にしよう・・・って、お前は中間テスト直前に徹夜で勉強して「全然やってない」と言い張る中学生か!
 

本日の体重・・・68.5kg(クリスマスケーキを喰うもまずまず)

2002/12/27(17225hit) 雪ニモマケズ

きさいちCC・竹梅(Aグリーン)
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out 1 2 3 4 5 6 7 8 9 in total
par 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 4 4 3 5 4 4 3 4 5 36 72
score 5 3 6 8
5
4 5 6 5
47 4 5 4 5 4 5 4 7 7 45 92
+3 +3
putt 3 2 3 3 2 2 1 2 2 20 2 2 2 2 2 2 2 3 1 18 38

項目 今回 推移 今年
アベレージスコア
Scoring average
10ボギー
2ダボ
2トリプル
92 87.8
平均パット数
Putting average
2.111
(38)
1.960
(35.28)
パーセーブ率(%)
Par saving average
22.2
(4/18)
35.5
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
77.8
(14/18)
77.6
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
27.8
(5/18)
31.1
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
77.8
(14/18)
80.6
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
57.1
(8/14)
62.8
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
223.6 211.4
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
0
(0/8)
26.6
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
82.1 71.1
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
50.0 62.5
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
61.8 64.7
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
71.9 68.7


 この冬最低の気温となった今日のラウンド、私の心も最低の気分だ。今年最後のラウンドを締めくくるはずが、暗い気持ちで締めくくる事になった。

 と言うのも、また一週間練習にいけなかったのだ。忙しかったから・・・などというのは言い訳にならない。全て私の不徳とするところである(事実、忙しくない日もあった)。ショットは噛み合わず、アイアンは全て左へ引っ掛け(ちょっと練習をサボるとすぐクラブが外から入ってくるようだ)るし、アプローチは・・・いや、もう止めよう。

 途中、霰(あられ)が振りしきり、グリーンが白く色づいたその美しい光景が今年最後のラウンドに花を添えてくれた。それで十分だろう。

 しかし、OB1つでダボ2つ、トリプル2つ、3パット4つは・・・・どう言い訳しようとやっぱり下手糞なのであった。

本日のベストショット
(或いは鼻持ち
ならない自慢)
竹5番
(パー4)

 1打目はやや右へ押し出し、ラフへ。2打目、残り150ヤード。潅木がスタイミーになって狙えない。相当なインテンショナルスライスが必要だ。
 思い切って左を向き、フェースを開き、6アイアンでフルショットすると、理想のスライス軌道を描きボールはピン方向へ・・・でもショートして乗らず。うーん惜しい。
本日のワーストショット
(或いは本来の実力)
梅9番
(パー5)

きつい左足上がり、わずかにつま先上がりのラフから7Wで打たれたボールは、狙いより遥か右に飛びだしOB一直線!しかし木に当たってセーフ。情けないのは、全く同じことを次のショットで5アイアンで繰り返した事。トホホ。
本日のトホホショット
(真骨頂)
竹3番
(パー4)

2打目を引っ掛けてしまい、バンカー越えの難しい寄せ(25ヤード)が残る。バンカーにだけは入れたくないと思って打ったら、大きすぎて8mも上につけてしまい、結果3パット。グリーンに乗せればいいというものではない。

本日の体重・・・68.1kg(67kg台で正月を迎えたい)

2002/12/28(17295hit) 2002年の総括(1)


 という訳で今年の全日程は終了した。今日から何回かに分けて総括をしてみたい(気は重いけど)。

 1、ラウンド回数 去年50 → 今年57
 よくぞまあ、57回も回ったものである。馬鹿である。ハーフのラウンドもあるので、総ホール数が999ホールになった事を付記しておこう。この999という数字、瑞兆なのか、それとも・・・・

 2、アベレージ 去年89.4 → 今年87.8(目標85.0)
 1.6も下げられたというべきか、1.6しか下がらなかったというべきか悩むところだ。ただ、はっきり言えるのは目標の85という数字が余りに無謀だったという事である。ちなみに、ストロークの内容は以下のようになる。

 相変わらずダボが多い。1ラウンドで平均3個のダボ、それに加えて1個はトリプル以上を叩いている計算になる。同様に、ボギーは7.5個、パーが5.5個。バーディが去年の0.4個から0.7個に増えているのだけが取り柄か。1月2日に立てた目標と照らし合わせると、バーディが0.3個、パーが1.5個少なく、ボギーが0.5個、ダボが1個多い計算になる。なかなか思うようには行きませんな。
 しかし、こうして数字ではっきりと突きつけられる(って自分の意思で計算してるのだが)と、ホントに上達してない事がはっきり判る。これだけの労力と時間をかけてもなかなか上達しないとは、ゴルフ恐るべし・・・というかやっぱり練習不足か才能がないかのどちらかである。

 3、平均パット数 去年1.993 → 今年1.960(目標1.889)
 1ホールにつき0.033、1ラウンドで約0.6ストロークしか縮まっていない。1ラウンド平均35.28パットはいくらなんでも下手すぎであると自信を持って断言できる。今年はアプローチが下手になったので、そのせいかもしれない(プロの場合はパーオンした時のパット数で計算するようだが、私は総パット数で計算しているのだ)。

 だんだん暗い気分になってきた。この総括、まだまだ続くのか・・・・鬱だ。
  

本日の体重・・・68.3kg(うーん、減らん)

2002/12/29(17346hit) 2002年の総括(2)


 気はすすまないが、頑張ってへっぽこスコアをまとめていこう。しかし、年賀状も書いていないのにこんな事ばっかり書いていて良いのだろうか?

 4、パーセーブ率 去年33.6% → 今年35.5%
 5、ボギーセーブ率 去年75.4% → 今年77.6%

 昨日のアベレージで説明したので多くは述べない。まあ、良くなっているからいいか。しかし1ラウンドで6個強という事は、3ホールに1つしかパーが取れないという事だ。でも、まあ、そんなもんか。

 6、パーオン率 去年31.7% → 今年31.1%
 7、ボギーオン率 去年78.3% → 今年80.6%

 パーオン率が下がった、イコールアイアンの精度が落ちた、という事であろう。これはアイアンを買い換えろというゴルフの神様からの啓示である、というのは願望からくるこじつけで、スライスフェードからフックドローに球筋を変えた事が一番大きな理由だろう。あまり気にしない事にする。だって、いちいち気にしていては精神が崩壊し@%ヲ9ろ#みみみみみ。

 8、フェアウェイキープ率 去年56.0% → 今年62.8%
 9、ドライバー平均飛距離 去年220.1yard → 今年211.4yard
 10、ファインショット率・ドライバー 去年70.3% → 今年71.1%
 今年、ドライバーだけは安定感があった(いつまたおかしくなるかわからないが)。それがはっきりと数字に表れている。平均飛距離は結構いい加減に(グリーンまで残り距離から引き算したり、きつい打ち下ろしだと270ヤードぐらい飛んでしまうし)決めているので、あまり信憑性の高い数字では無いが、チョロで50ヤードしか飛ばなかった時も、バフィーや4アイアンでティーショットした時の飛距離も含めての数字だからまずまずだろう。
 ファインショット率も、頭の中にあるナイスショットの基準自体が上がってきているので、数字よりも上達しているはずだ。最初に付けだした頃(2000年春)はとにかく芯に当たればスライスしようが○(100点)だったし・・・

 さて、明日はいよいよフェアウェイウッド、アイアン、アプローチについて語ろう。誰も待ってないと思うけど。

本日の体重・・・68.3kg(焼肉はカロリー高い)

2002/12/30(17388hit) 2002年の総括(3)


 昨日、変な夢を見た。スイングがガタガタになり、一からスイングを構築しなおしている夢だ(正夢かもしれない。1月1日に見なくて良かった)。両手で本のようなおかしな器具を挟み、そのままスイングするのだが、教えてくれている人(誰か解らない。若い男女なのだ)に「フォローがなっていない。全然ダメだ」とボロクソに言われるのだ。全身にびっしょり汗をかき、うなされながら目が覚めた・・・というのはさすがに嘘であるが、後味の悪い目覚めだった。では、取って付けたように総括の3回目である。

 11、ファインショット率・フェアウェイウッド 去年58.1% → 今年62.5%
 今年唯一目標(60.0%)を達成できた数字だが、その理由は目標の数字が低かっただけに他ならない。実際は全然ダメである。チョロが異様に多かった。というか、殆どチョロだったような気がする。それでもこの数字なのは、フェアウェイウッドのナイスショットの敷居が低いからに他ならない。そこそこ芯に当たり、180ヤードほど飛べば○(100点)としているのである。地を這うような低弾道でも引っ掛けスライスでも△(50点)だから、いかにレベルが低いかお分かりいただけるだろう(って、威張ってどうする>俺)。

 12、ファインショット率・アイアン 去年59.5% → 今年64.7%
 この5%の上昇は一番嬉しい数字である。何故なら、レッスンの成果だからだ。しかし、パーオン率が上がっていないのはもちろん「ナイスショットが良い結果に結びつくとは限らない」というゴルフの本質を突くものであり、私のアイアンの下手さを露呈しているものではない、と思う(でも実際にはひどいミスが減っただけである)。

 13、ファインショット率・アプローチ 去年70.3% → 今年71.1%
 14、スクランブリング 去年27.2% → 今年26.6%
 スクランブリングとは、パーオンを逃したホールでパーが取れた確率。つまり、寄せワンの確率、寄せの巧さを示す数字である。バンカーショット、50ヤード以上のアプローチが残った場合は除外している。つまり、判りやすく書けば、50ヤード以内から2打で上がる確率である。
 アプローチショットの確率は上がった。グリーンエッジからのチャックリやトップはさすがに減った(無い、とは書けないが)。しかし、それ以上のものではない。7割も成功しているにも関わらず、寄せワンが3割に満たないのは、上手く打てても距離感か方向がイマイチ、というケースが多いからだ・・・って、お前の「上手く打てて」というのはどんなんやねん!というツッコミが聞こえてきそうであるが、まともにフェースに当たり、狙った近辺に落ちればファインショットなのだ。グリーンが読みより早くて5mオーバーしたり、スピンが効きすぎて7mショートしてもファインショットなのだ。相当情けない気がするが、読み間違いと打ち損じは違う、という信念のもとでこういう方式を採用しているのだ。

 という訳で、総括も盛り上がることなく終わってしまったようだ。ぱっとしない今年のラウンドを象徴しているのかもしれない。明日はいよいよ今年最後の更新。何を書こうかまだ決めていない。最後の最後まで行き当たりばったりで終わりそうである。付き合わされる読者の方には心からご同情申し上げる。

本日の体重・・・68.4kg(ノーコメントだよ!)

2002/12/31(17445hit) おおみそか?おお、そーか!


 という訳で、今年も1年無事に過ごす事ができた。これも皆私の日頃の行いが良いせいである、なんて口が裂けても言えない(言ってるって)。本当は影になり日向になり私を支えてくださった全世界50名の固定ファンのお陰である。さらに、全世界に恐妻とばれてしまった妻のお陰である。心から、気持ちを込めて、最大限のお礼をしたい。さんきゅー!えぶりばでぃ!

 ところで大晦日、一体皆様はどうしてお過ごしだろうか?私の場合は当然早朝から練習場で打ち納めをして、9時からラウンドして・・・なんて事は出来るわけがない。大掃除を手伝わないと妻に何をされるかわからないのだ。

 それでも久しぶりにお昼前までゆっくり寝た。日曜祝日は午前中仕事だし、唯一の休みの木曜日はほぼ毎週ゴルフである。学生時代、週に4日は昼まで寝ていたし(実話である)、仕事を始めてからも、ゴルフをまだ本格的に始めていなかった頃は木曜日はいつもお昼まで寝ていた。それを考えると、私も真っ当な人間として更生できたわけだ。それも、ゴルフのお陰である。

 いや、大晦日の話だった。昼に起きてから、コンビニに「具だくさん彩り弁当(480kcal)」とじゃこサラダ(118kcal)、それから妻と息子の弁当を買いにいき、1時からずっと大掃除の手伝いである。今、妻が最後の買い物に出かけたので大急ぎで更新しているのだ。

 そろそろ妻が帰ってくる。掃除をサボっているのがばれたら何をされるかわからないので、そろそろ終わりにしよう。

 では皆様、良いお年を!もちろん、明日も更新するぜ!

本日の体重・・・68.2kg(正月怖い)

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